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投稿日:2020年12月15日 更新日:

投資はお金を増やすためにお金を使う事で、使った分以上のお金が戻ってきます。

投資の多くは不労所得だと考えられています。
そのため、投資家に興味を持つ人は多く、投資に興味がある人は全体の6割(60%)程度だと考えられていますが、実際に投資を行っている人は26%(4人に1人)程度となっています。

この要因として新奇恐怖症(未知のものに対する恐怖)や現状維持バイアス(今のままでいたい心理)が影響していると考えられます。

また、お金を増やすために投資を行いますが、投資を始めるにあたっては多くの資金が必要になるため、ここで断念する人も多いです。

資金を準備して投資を始めても、お金を増やすためにはリスクを取る必要があり、基本的にリスクが少なければリターンも少なく、リスクが多ければリターンも多い傾向であるため、資金が少ないうちにリスクを多く取り、少ない資金を失ってしまう人も多いです。
更に、中にはリスクが多いのにリターンが少ないこともありますが、それを見極めるだけの経験を積むのは難しいため、慣れないうちは少額から始め、十分に注意しながら取引を重ねて知識や経験を積む事が重要です。

投資という言葉を普段から聞きなれていない人は多いと思います。

投資と聞いてイメージするのは「事業」「不動産」「証券」など、身近にあっても、無縁に感じる人も多いと思いますが、厳密には銀行預金で金利を得る事も投資です。
しかし、無リスク資産に分類される銀行預金はリスクが少ない変わりにリターンも少ないため、投資と考えている人は少ないです。

投資を始めるにあたって

投資で一番大切な事は、「投資資金は余裕資産の範囲内で運用する」事です。
最悪の場合は失敗して多くの資産を失ってしまいます。

そのため、投資を行う前に今あるお金を分類することが必要で、基本的に「短期資金・中長期資金・余剰資金」に分類します。

  • 短期資金
     日常的な出費(生活費など)や交際費や娯楽費など
  • 中長期資金
     まとまって必要になる予定(車や家などの大きな買い物や学費など)のお金や出る予定が決まっているお金、生活防衛資金(※1)など
  • 余剰資金
     使う予定がないお金で無くなっても生活に問題がないお金(最低でも5年以上使う予定がないお金)

投資で使うお金は余剰資金に分類されるお金で、使い道が決まっていない自由なお金を投資に使います。
これは仮に投資に失敗してしまっても生活に支障がでることがないようにするためです。

フルインベストメント(資産の大半を投資に回す投資方法)で投資を行い失敗してしまった場合、支払いができなくなってしまい、生活に困ってしまいます。

そのため、投資に使うお金は必ず余剰資金でなくてはいけません。
リスクを背負っているという事を常に意識してください。

(※1)生活防衛資金(収入がなくなってもしばらくは生活できるように蓄えておく資金)のような、非常時の備えが必要になります。
一般的な生活では生活防衛資金は生活費3か月分ですが、それぞれの家庭環境に応じて取れるリスクが異なるため、非常時には多くの不安要素がある場合は多く保持する必要がある人もいます。

投資の基本

投資をしてお金を増やす方法は基本的にインカムゲインキャピタルゲインの2種類です。

  • インカムゲイン
     長期的に利益を得る方法で、保有資産が増える事で収益が増加しやすいストック型の収益方法です。
  • キャピタルゲイン
     短期的に利益を得る方法で、売買の差額で収益を得る方法のため、売買回数が増加するほど収益が上がりやすいフロー型の収益方法です。

投資をする際には長期的にも短期的にも利益を得られるような投資先を選ぶことが重要です。

その際に重要になるのが、投資先のシステムです。
このシステムがゼロサム・ゲーム(期待値がプラスマイナスゼロ)ならば投資をする価値はありません。
そのため、投資を行うならばプラス・サムゲーム(期待値がプラス)である必要があり、マイナス・サムゲーム(期待値がマイナス)は投資をするだけ損をします。

代表的な期待値一覧

名目期待値
宝くじ0.5
パチンコ0.75
競馬0.75
FX(外国為替証拠金取引)0.98
株式投資1.05

一般的な期待値はこのようになっています。

そのため、期待値が「1」を超える株式投資は投資対象として優秀です。

また、FX(外国為替証拠金取引)のように期待値が「1」を下回る場合でも、0.02程度の期待値であれば優位性を持つことで利益を出し続けることが可能な範囲です。

基本的に大数の法則(多数の法則)によって試行回数が増加すれば期待値に近づくため期待値は重要な指標です。

マイナス・サムゲーム(期待値が1未満)になっていると回数が増加していくと期待値に近づくため、収益を得ることが難しくなります。
反対にプラス・サムゲーム(期待値が1以上)になっていれば回数を重ねるだけ収益を得やすいです。

そして、仮に期待値が若干のマイナス(0.9程度)でも、それを覆せるだけの優位性があれば、投資を行う価値はあります。

しかし、ギャンブラーの錯覚(ギャンブラーの誤謬)のように、確率を誤認しやすいものも多く、条件付き確率によって直感と反するものも多いため注意が必要です。

具体例

投資と聞くと株式投資が頭に浮かぶ人が多いと思います。

ここでは日経225(日本の代表的な株価指数の一つ)を参考にします。

日経225 20年チャート

日経平均チャートを見ていただければわかる通り、株価は変動します。
しかし、長期的には株価は上昇していく傾向が強いです。

日経225 年始終値
西暦終値備考
2000年19,002.86ITバブルの崩壊
2001年13,691.49ゼロ金利政策
2002年10,871.49
2003年8,713.33米国のイラク戦争による経済懸念
2004年10,825.17
2005年11,517.75
2006年16,250.76ゼロ金利政策を解除
2007年17,353.67サブプライムローンによる株価急落
2008年14,691.41リーマンショック、ゼロ金利政策
2009年9,043.12
2010年10,398.10日銀がETF・REITの買入を開始
2011年13,398.10東日本大震災
2012年8,560.11
2013年10,688.11アベノミクス開始
2014年15,908.88
2015年17,408.71
2016年18,450.98
2017年19,594.16
2018年23,506.33
2019年19,561.96
2020年23,204.86

このように株価は常に上がっているわけではなく、上下を繰り返して上がっていきます。

そのため、日経225の銘柄を安く購入して、高く売却するだけでも利益が見込めます。

また、経済状況に大きな不安を与える可能性がでると下落しやすい傾向があるため、経済状況を正確に分析することができれば優位性を持つことができます。

さらに、株を保有していると特定の時期ごとに配当金を得る事ができます。
株主優待がある企業もあります。

そのため、インカムゲインキャピタルゲインの両方で利益が見込めるシステムになっています。

つまり、株式投資は運の要素のみではなく、実力で利益を上げることができる可能性が高いです。

まとめ

投資の基本は「安く買って高く売る」です。
さらに、持っているだけで価値が上がったり、持っているだけで収益がでるものは理想的な投資先です。

しかし、将来価値(将来見込める価値)を見極める能力を身に着けることはとても難しいです。
その反面、将来の予測がつけば多大な利益を生むことができます。

例えば

株の場合は将来性のある株を買うとキャピタルゲイン(安く買って高く売る)が狙えます。
そして、株式は所有しているだけで配当金が入るため、インカムゲインも狙えます。

そこで一番の問題となるのは銘柄選定です。
これは将来価値を正しく分析することができなくては難しいです。

これは株式投資に限ったことではなく、不動産も将来的に価格の上がる土地を購入する事でキャピタルゲインが狙えます
そして、その土地を貸し出したり、そこに貸家を建てたり駐車場にしてインカムゲインも狙えます。

基本的に、昔からある仕事には何かしらの方法で優位性を維持できる方法があります。
そのため、適者生存が繰り返されて生き残った職業は収益を生み出す方法がうまく形成されている事が多いです。

しかし、投資はリスクプレミアム(リスクを抱えることで起こる利益)が付くことで利益が出ている点は忘れてはいけません。

そのため、投資には常にリスクがあることは忘れてはいけません。

このように投資を行う際には様々な知識が必要となるため、ファイナンシャルリテラシー(金融リテラシー/マネーリテラシー)を高めることは重要です。

関連記事

 不労所得
 新奇恐怖症(ネオフォビア)
 現状維持バイアス
 無リスク資産
 生活防衛資金
 フルインベストメント
 インカムゲイン・キャピタルゲイン
 FX(外国為替証拠金取引)
 ゼロサム・ゲーム(ゼロ和)
 大数の法則(多数の法則)
 ギャンブラーの錯覚(ギャンブラーの誤謬)
 条件付き確率
 配当金
 株主優待
 将来価値(FV)
 リスクプレミアム
 リスクアセスメント
 ファイナンシャルリテラシー(金融リテラシー/マネーリテラシー)

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アドセンス

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