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不労所得

投稿日:2020年1月5日 更新日:

不労所得とは

概要

不労所得とは少ない労力で得る収入を指すのが一般的です。

基本的には労働によって得る事のできる勤労所得を除いたもの全般を対象として使われる事が多いです。

働かずに得られる収入と誤解される事が多いですが、労力を一切祖注がずに得られる収入は極めて少ない傾向があるので、基本的にはフロー型(フロー型の収入はインカムゲインと呼ばれます)の収入を指す事が一般的です。
※インカムゲインについての記事はこちら→インカムゲイン・キャピタルゲイン

会社などの組織に入って稼ぐ労働収入と異なる最大の特徴として「収入に対しての労力が少ない」傾向があるため「不労所得で生活したい」考え、不労所得の作り方が気になる人も多いと思いますが、この仕組みを作るには条件があり、その前提条件を満たすのが大変な事が多いです。

主な不労所得一覧

不労所得には様々な種類があります。

具体的には

  • 預金の利息
  • 株式の配当
  • 債券の利子
  • 不動産賃貸の所有益(家賃収入・駐車場経営など)
  • 各種手当(児童手当など)
  • 保険(雇用保険・失業保険など)
  • 印税など

このように、不労所得と考えられている収入は基本的に権利によって発生する事が多いです。

しかし、このような収入は多くの人が知識としては知っていても、実際にその方法はなんらかの理由によって実際にできる事が限られてしまう人が多いと思います。

例えば、預金・株式の配当・債権の利子などは多くの資産がなければまとまった不労所得を得る事は難しいですし、不動産などによる収入を得るためには銀行などから借り入れてを行うのが一般的な方法ですが、運用資金の借り入れをするためには個人信用情報が必要になるため、一定以上の貯金や資産がないと融資を受けられないなどの条件があります。

また、金銭的側面だけではなく専門的な知識や経験がないとできない事も多いです。

つまり、実際にできる手段は限られてしまうため、その前提条件を満たすために活動する事から始める必要がある人が大半です。

また、忘れてはいけないのが、不労所得を得る方法の多くは利益(リターン)のみではなく損失(リスク)も生じるという事です。

そのため、リターンに対するリスクアセスメント(リスクについての分析)をしっかりして管理する事はとても大切です。

不労所得の具体例

不労所得の具体例として多くの人が耳にしたことのある株式投資を例にあげます。
※例のため実際の数字とは異なります。

  • 株を105万円分購入します。
  • 配当金は4%と仮定します。

最初に購入手数料を5万円引かれて投資額は100万円になります。

配当を受けとる時期に株価が5%下落し評価額が95万円になったとします。

株価が下落しても配当の金額は変わらないため、配当金は元本の100万円×4%で4万円の収益が発生します。

しかし、配当金は税金が20%かかるため実際に手元に残るのは32,000円(40,000×80%=32,000)です。

一年後の資産

  • 株の評価額 95万円
  • 配当金(手元) 32,000円
  • 合計 982,000円

最初の元手は105万円だったので合計68,000万円の損失になります。

このように投資元本が減少してしまうリスクがあるのが投資です。

しかし、購入した株を翌年も保有し、株価が元の100万円まで戻ったとします。

翌年も配当を得る事ができて、昨年度同様に32,000円の配当を手にします。

二年後の資産

  • 株の評価額 100万円
  • 配当金(手元) 32,000円(1年目)
  • 配当金(手元) 32,000円(2年目)
  • 合計 1,064,000円

最初の元手は105万円だったので合計14,000円の利益になります。

つまり、100万円程の資産の場合は年間5万円得る事は難しいです。

単純計算になりますが、配当を4%で計算すると

  • 月5万円の配当を得るためには約1,500万円の資産が必要になります。
    • 5万円÷4%×12か月=1,500万円
  • 月10万円の配当を得るためには約3,000万円の資産が必要になります。
    • 10万円÷4%×12か月=3,000万円
  • 月30万円の配当を得るためには約9,000万円の資産が必要になります。
    • 30万円÷4%×12か月=9,000万円

リスクを抑えて配当を2%で計算すると

  • 月5万円の配当を得るためには約3,000万円の資産が必要になります。
    • 5万円÷2%×12か月=3,000万円
  • 月10万円の配当を得るためには約6,000万円の資産が必要になります。
    • 10万円÷2%×12か月=6,000万円
  • 月30万円の配当を得るためには約1億8千万円の資産が必要になります。
    • 30万円÷2%×12か月=1億8千万円

このように、所有する権利が多ければ大きな利益を得る事ができるようになるのが不労所得の特徴ですが、株価が下落すると資産が大きく減少してしまう事もあるため、リターンだけではなくリスクもある事を忘れてはいけません。

また、株式投資の他にも様々な不労所得があるため、不労所得が欲しい人は自分の適性を見極める事が重要です。

まとめ

不労所得は基本的にフロー型収入であるため、インカムゲインを目指す事が多いです。

そのため、不労所得で生活するためにはその過程で多くの労力が必要になる傾向が多いですが、親リッチのような人は生まれた時からすでに不労所得を得る方法が構築された環境である人もいます。

しかし、多くの人はこのような環境ではないため、不労所得を得るために活動しても最初の収益はほとんどない状態が続きます。

それを乗り越えることで収益が徐々にですが増えていくのですが、その過程は困難な事が多いため途中でやめてしまう人は多い傾向があります。

つまり、不労所得はその性質上最初が最も大変です。

しかし、不労所得は収穫加速の法則のように継続する事で次のステップへの活路が見出しやすくなります。

そのため、一度発生した収益を消費せずに再投資する事で複利効果の恩恵を受けられるので、活動し続ける事で同額の収益を得る難易度は下がっていきます。

そして、多くの人はこの収益を得る難易度が下がった状態を見て「不労所得」だと認識しています。
※不労所得で生活している人は一部の人から「楽をして稼いでいるクズ」と言われる事もありますが、楽をしているのは努力を怠って他人を罵倒している人です。

不労所得が得られるようになれば自由に使える時間が増加するため、さらなる不労所得を形成する事ができるようになります。

さらに、資産が増えていけばより良い条件の不労所得を得る事ができるようになっていきます。

このように富裕層の多くは好循環の環境を形成できている傾向があります。

富裕層にはノブレス・オブリージュ(力には責任がともなう)という考えを持つ人も多い(アメリカをはじめ、海外でこの文化は活発なようです)ため、貧困層への支援を行う人も多いです。
※日本は累進課税方式なので恵まれている人が恵まれていない人に富を再配布するような仕組みがあります。

そのため、貧富の差に問題があるというよりも、親の貧困が子供に継承される負の連鎖が問題になっています。

特に近年話題になった「老後資金2,000万円問題」は多くの人を不安にさせたと思います。

そこで、不労所得を得て老後の衣食住への不安をなくそうと考える人も多いと思いますが、知識・経験が不足していて怪しい話に騙されてしまう人も多いので注意してください。
※ブログなどでアプリへの誘導を行うビジネスモデルも多く「勉強せず(努力せず)」「楽して(簡単に・誰でも)」「儲かる」などのフレーズに騙される人も多く、特にアフィリエイトなどのネットワークビジネス(物販など)は近年規制が厳しくなっている傾向があります。

リスクを承知で不労所得に興味がある人はこちらの記事に一度目を通していただきたいです。→投資

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