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リスクプレミアム

投稿日:2020年3月14日 更新日:

リスクプレミアムとは

概要

リスクプレミアムはリスクをとる事で得られる利益です。

投資は基本的にリスクとリターンが比例しますが、無リスク資産だけでは収益率が低いため、収益性を向上させるためにリスクが高いリスク資産に投資する人が多いです。

このリスクに比例して上昇したリターンがリスクプレミアムとなります。

基本的に無リスク資産(リスクがほとんどないor少ない資産)よりもリスク資産の方が多くの利益が発生します。

これはリスクが増えて損失の可能性が向上したのにリターンが変わらずに無リスク資産と同じ利益率では投資家から投資対象として認識されずに資金が集まりません。

そのため、基本的にはリスクの大きさに比例して収益性は向上するのが一般的となっています。

また、リスクが大きい場合はそれに応じた利回りが設定されていますが、キャピタルロスの可能性を考量した運用資金の配分は重要になります。

リスクプレミアムの具体例

リスクがゼロに近い金融商品はリスクフリーレートと呼ばれる安定的な資産から得られる利回りは低く設定されている事が一般的です。
※リスクフリーなのに利益率が高い事は不自然であるため、実際には表面上に浮かんでこないリスクを抱えている可能性が高く、日本で銀行預金が8%前後まで上がった際にはその後に銀行が次々と経営破綻しました。

一般的にリスクが少ないと考えられているのは銀行預金や国債などが代表的です。

例えば

  • 無リスク資産である国債の利回りを1%
  • リスク資産である株式の利回りを5%

とした場合、5%(リスク資産)-1%(無リスク資産)=4%(リスクプレミアム)

この4%がリスクプレミアムとなります。

具体的な数字を例に挙げると、元本が100万円の場合は国債で1%の利益が加算されれば合計101万円になり、株式は5%の利益が加算されれば合計105万円になります。

そのため、差額の4万円がリスクプレミアムとなります。

しかし、株式投資をした際の利回りは企業の収益に左右さるため、予定配当額よりも実際の配当額が減少する事もある(減配だけではなく増配する可能性もあります)ため、時には資産価値が大きく目減りしてキャピタルロス(資産の下落による損失)を被ってしまう可能性があるので、リターンだけではなくリスクをしっかりと把握する事は重要です。

まとめ

基本的に国債のように政府が発行している債権は国が元本を保証しているため元本割れを起こす可能性が低く安定した収益を発生させられますが、収益性が低いため株式市場のように収益性が高い投資対象に資金を注ぐ投資家はとても多いです。

しかし、リスクとリターンは比例するためリスクを取りすぎると運用資金を回収できない事が増えます。

そのためリスクプレミアムが多くついている金融商品の一つにフルインベストメントを行う場合は思わぬトラブルで資産を大幅に失う事があります。

特に、資産運用をはじめて間もない場合はキャピタルロスをカバーできるだけの十分な資産がない事が多いので危険です。

基本的に投資は「損をしない事が重要」であるため偏った投資はオススメできないのでポートフォリオを組む際の基本は分散投資です。

近年の日本では「S&P500」や「NASDAQ」のような指数に連動したインデックス投資が人気ですが、銘柄選定だけではなくアセットアロケーション(資産配分)意識してリスクを減らす事も大切です。

投資を行う際にはリスクを十分に理解し、取る事ができるリスクなのかの検討は十分にしてください。

特にキャピタルゲインを主軸にした高配当投資は銘柄を分散しないとリスクが大きくなりやすい傾向がありますし、FX(外国為替証拠金取引)のようにレバレッジの利いた金融商品は回転が速くリターンが大きい反面リスクも大きくなることを忘れないようにしましょう。

また、事業展開する場合はビジネスを行うための資金として多くの費用が掛かると思いますが、企業が成長すれば将来的に大きな利益を見込める反面、リスクも大きいので上手に儲ける事が出来ずに借金を背負う人も多いです。
※事業に成長性があれば売却して短期的に大きな利益を手にする事もできます。

そして、いくら優れた事業計画でも実際に経営を行う際には様々な要因に左右されてしまうため、事業そのものにリスクがある事を忘れてはいけません。

特に、顧客や政府などの動向を調査する事は重要で、順調に展開していた事業でも規制によって廃業してしまう事もあります。

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