リスクプレミアムはリスク資産から無リスク資産を引いた収益率の差です。
リスクプレミアムは無リスク資産を基準とします。
無リスク資産はリスクがない(ほとんどないor少ない)資産を指します。
投資は基本的にリスクとリターンが比例します。
そのため収益性を向上させるためにリスクが上昇していきます。
リスクが向上する事で得られる利益がリスクプレミアムとなります。
このリスクプレミアムがなければリスク資産は投資対象にならずに、投資対象は無リスク資産へ一本化されてしまいます。
そのため、基本的にはリスクの大きさに比例して収益性は向上するのが一般的となっています。
具体例
国債などが無リスク資産
株式などがリスク資産
国債の利回りを1%
株式の利回りを5%
とした場合
5%-1%=4%
この4%がリスクプレミアムとなります。
100万円の場合ですと
国債は101万円になります。
株式は105万円になります。
この差の4万円がリスクプレミアムとなります。
まとめ
基本的にはリスクとリターンは比例しますが、リスクが多すぎると回収できない事が増えます。
そのため一つのリスク資産へフルインベストメントを行う場合は思わぬトラブルで資産を大幅に失う事があります。
投資は損をしない事が基本です。
リスク管理を行い取る事ができるリスクなのかの検討は十分にしてください。
特にキャピタルゲインを軸にした投資ではこのリスクが大きくなりやすい傾向があります。
レバレッジの利いた投資はリターンが大きい反面、リスクも大きくなることを忘れないようにしましょう。