共依存 | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

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共依存

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共依存(Co dependency)はお互いに過剰にその関係性に固執している状態です。

共依存が起こりやすい人は自尊心や自己肯定感が低いため、他者の評価を得ようと過剰な自己犠牲をして承認欲求を満たそうとしてしまいます。

承認欲求は誰しもが持っている感情ですが、共依存の場合は過剰に作用し強迫的なまでに他者に対して献身的に尽くすのが特徴です。

自尊心が低いため「こんな自分を受け入れてくれる」と錯覚し、特定の人に対して妄信的になってしまっている状態です。

共依存の特徴

  • 優柔不断で決定に対して「NO」というのが難しく、争う事を避けるために大多数に合わせる
  • 自己表現が苦手で感情や行動を適度に行う事が難しい
  • 人を信じる事が苦手で褒められても素直に受け止められない
  • 一人の人に執着し、盲信する傾向が強く、できる事でも手伝おうとする
  • 自己犠牲意識が強く、自分のためになる事をすると強迫的な罪悪感を抱くが、それでも必要とされていないと考えてしまう傾向が強く、一生懸命他人に尽くせば尽くすほど悪循環に陥ってしまう。

共依存の具体例

家庭内暴力のうち子供に対する児童虐待は共依存の状態が関係しています。

暴力を振るう親(非共依存者)に対して、子供(イネイブラー)は妄信的な信仰を持っています。
そのため、自身に非がない場合でも絶対的存在である親のいう事を否定する事ができません。

親から怒られれば自身の行動に疑問を持ち、親から気に入られるために自己犠牲を率先して行う事もあります。

反対に親も子供に暴力を振るうという甘えをいつまでも繰り返してしまいます。
本来ならば率先して暴力から子供を守るはずの親が子供にストレスをぶつけてしまいます。

このように親は子供に甘え、子供は親を否定できずにいる関係が共依存の関係となります。

暴力が常態化し、負の連鎖によって次第に暴力がエスカレートしていき心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したり、取り返しのつかない結果へとなる事もあります。

まとめ

共依存は特別な関係の人に過剰に依存している状態ですが、一方だけではなくお互いに依存しているのが特徴です。

自分の世界の中心が相手になっている状態で、自分の価値を他人に求めている状態です。

誰かの役に立ちたいという気持ちは悪い気持ちではありませんし、周囲の人から認めてもらいたいという感情は素晴らしいです。

しかし、それが強くなりすぎてしまう事は良い傾向とはいえません。

ゲシュタルトの祈りというゲシュタルト療法を盛り込んだ詩があります。

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。

私はあなたのために生きるわけではなく、あなたは私のために生きるわけでもない。

私は私、あなたはあなた。

でも偶然、私とあなたが出会うならばそれは素敵な事。

たとえ出会わなくても、それも素晴らしい。」

ゲシュタルトの祈り

自分の人生は自分のためのものであり、他人のために生きるわけではありません。

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