フリン効果 | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

雑学

フリン効果

投稿日:2020年4月15日 更新日:

フリン効果はIQ(アイキュー)の推移が向上する事です。
反対にIQの推移が低下する場合は、負のフリン効果と呼ばれます。

フリン効果によるIQ(アイキュー)の推移の研究では、1970年代をピークにIQ(アイキュー)が低下傾向であるとされています。

IQ(アイキュー)は平均をIQ100とするため、全体的な変動があれば平均も変化するため、同じ数値でも被験者の平均によって質に違いがうまれます。

具体例

IQ(アイキュー)は測定された時代の平均スコアを100とします。
そのため、世代が異なる場合は測定結果も異なってしまいます。

具体定期には

  • 2020年に50歳で20歳の時にIQ100だったAさん
  • 2020年に40歳で20歳の時にIQ100だったBさん
  • 2020年に30歳で20歳の時にIQ100だったCさん

それぞれ同じ測定値ですが時代が異なります。
そのため、同じIQ(アイキュー)でもBさんの測定時期である1970年前後は平均が高かった時期とされているため、

  • AさんのIQ測定時(1970年)には100点中90点でIQ100
  • BさんのIQ測定時(1980年)には100点中80点でIQ100
  • CさんのIQ測定時(1990年)には100点中70点でIQ100

のように、平均スコアが低下していると考えられています。

フリン効果の問題点

IQ(アイキュー)の上昇はIQテストが周知されたため、点数がとりやすくなり、その後は徐々にそれが薄れつつあるとされる意見もあります。

フリン効果のIQ測定の内容が現在の教育を考慮していない診断の可能性があり、現代人の知能を正しく測定できていないとする意見もあります。

また、フリン効果はIQ(アイキュー)に焦点をしぼっているため、EQ(イーキュー)などの他の要素を考慮していません。
知能は総合的な能力である一方で、IQ(アイキュー)論理的思考(ロジカルシンキング)のみを測定しているため、知能が低下しているかの真偽はわかりません。

まとめ

人間の脳は未だに多くの解明されていない部分があります。
そのため、知能の低下という判断も多面的、総合的な要素を考慮しなくてはわからないため、IQ(アイキュー)のような論理的思考(ロジカルシンキング)に偏ったテストの数値が低いというだけでは、知能の低下と断言するには不十分です。

しかし、不十分だからと言って何もしないというわけにはいきません。

実際に低下している場合は低下を抑制しなくてはいけません。

そこでIQ(アイキュー)が低下する原因が考えられています。

  • 幼少期にストレス過多の環境
  • 教育やメディアが与える影響
  • 頭を使う機会の減少
  • 脳に悪影響を与える食品の増加している可能性 etc

このような原因でIQ(アイキュー)が低下傾向にあるのではないかと予想されています。

人間は長い間い生態系の上位に存在してきました。
これは私たちの祖先がもたらしてくれた文明の力による影響が大きいです。

私たちの個の力では生態系の上位に存在し続ける事は難しいです。
ライオンや熊など人間が個の力ではかなわない生物は多いです。

しかし、人間は知識によって防衛する術を身に着けました。
これは私たち人間の生存戦略において知能の向上という道をたどった結果です。
これまでの進化を無駄にしないために、これから先の子孫に残す財産が負の財産とならないように、今できる事を取り組む事が大切です。

関連記事

 IQ(アイキュー)
 EQ(イーキュー)
 論理的思考(ロジカルシンキング)

アドセンス

アドセンス

-雑学

執筆者:

関連記事

生存者バイアス

生存者バイアスは生き残ったものを基準とした偏った知見です。なにかしらの選択をした結果生き残ってきたものは、その過程で大きな失敗しなかったものであるため、生き残ったものから情報を収集しても根幹を揺るがす …

PREP法(プレップ法)

PREP法は文章の構成方法の一つです。PREP(プレップ)法は結論を最初に伝え、その後に理由付けや裏付け、事例などの具体例を提示し、再度結論を示す事で他者へ伝わりやすくなると考えられています。内容を構 …

ヘンペルのパラドックス(カラスのパラドックス/ヘンペルのカラス)

ヘンペルのパラドックスはカラスではないものの情報を集める事で、逆説的にカラスを証明するパラドックスです。「AはBである」反対に「BでないならばAではない」という事を前提にした内容です。「カラスは黒い」 …

グレートフィルター(The Great Filter)

グレートフィルターは生命の特異点のようなもので、生命が次の段階に発展するための大きな障害となるものです。宇宙は広大であるため、私たちのような文明をもつ知的生命体が私たちの他にいなくてはおかしい(フェル …

水槽の脳(水槽脳仮説)

水槽の脳は、自分の思考が水槽の中で完結していという考えです。私たちの五感は全て疑似的に作り出された情報を感じていて、実際には私たちに体はなく、水槽の中に電極と繋がった脳があるだけであるという仮説です。 …

Google AdSense



アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ