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心理学

バーナム効果(フォアラー効果)

投稿日:2019年12月28日 更新日:

バーナム効果(フォアラー効果)とは

概要

バーナム効果は「大衆に該当する事」を個人に言っても「自分の事を言われている」と錯覚する心理現象です。

バーナム効果は星占いなどで個人の性格を分析しているかのように思わせ、実際には大衆に該当する抽象的な内容を特定の個人・集団ににだけ該当すると捉えてしまう心理現象です。

バーナム効果は「個人を診断する準備行動の後に誰にでも該当する曖昧で一般的な特徴を示すこと」で個人の特徴でるあると錯覚させます。

具体的には
占いで誕生日・星座・血液型などの情報を分析した結果から占いの結果がでていると錯覚しますが、実際は個人情報から得られる情報で分析は行わずに大多数が該当する特徴を重ね合わせることで正答率が高いと錯覚させます。

大衆に当てはまりやすいポイント一覧

一般的な方に当てはまりやすい心理傾向

  • 自分の成長や幸せを望んでいます。
  • 他人に親切に接したいと望んでいます。
  • 苦労や悲しい経験を持っています。
  • 他者へ隠したい秘密を持っています。
  • 他人を平均的だと思いたいです。
  • 自分を特別だと思いたいです。
  • 多くの人が似たような理想像をもっています。

年齢毎の当てはまりやすい悩み

  • 10代 学校や身体や恋愛の悩み
  • 20代 恋愛や仕事の悩み
  • 30代 家庭やキャリアの悩み
  • 40代 子供や健康や貯蓄の悩み
  • 50代 健康や老後や介護の悩み

該当しやすい言葉

  • 純粋ですね。
  • 優しいですね。
  • 寂しそうですね。
  • 悩みがありそうですね。
  • 頑張っていますね。
  • 疲れていますね。
  • 気配りされていますね。

バーナム効果について

バーナム効果の影響を強くするためには大衆に該当する内容だけではなくいくつかの条件があります。

  • 分析結果が当事者のみに該当すると錯覚する
  • 分析結果を出した評価者への信頼が高い
  • 分析結果がポジティブな内容である

上記の条件を網羅する事でバーナム効果の影響を強く受ける傾向があります。

そのため、ハロー効果(後光効果/ハローエラー)(優れた特徴がある人は他の能力も高いと錯覚してしまう心理)の影響を使って信頼度を上げたり、ドクターフォックス効果(Dr.Fox effect)(話の内容のよりも伝え方によって情報の信頼度に大きな影響を与えてしまう心理)のように表現を工夫し、優越の錯覚(他人よりも優れていると錯覚する心理)を刺激した評価をする事で話の内容に信ぴょう性を持たせる事は重要です。

このような事は占い師も当然把握しているため、多くの占い師はなるべく雰囲気がでるように服装や空間を工夫して占いを行っています。
※水晶玉やタロットカードなどの小道具は重要な役割があります。

また、基本的にはネガティブ(良くない事)な内容よりもポジティブ(良い事)な内容の方を信じたいと人は思う傾向がありますし、ネガティブな事は避けようという心理が働く反面、ポジティブな事は自らが積極的に選択していく傾向があるため当たりやすいです。

実際にバーナム効果を用いた内容で文章を構成すると

  • 「明るく務めているようですが寂しい表情をされるときがありますよね。 悩みがあるなら気を使わずに相談してくださいね。」
  • 「お仕事も大変なのに見えないところでも頑張っていてお疲れ気味ではありませんか? 体調も心配ですし、ゆっくり休んでくださいね。」

このように大多数の人が該当する内容でも、対象を個人に絞る事で個人の特徴を見抜いて語り掛けているように錯覚してしまいます。

また、間接的に「頑張っている」のを褒める事で「この人は私の事を理解してくれている」と錯覚する事も期待できます。

このようにしてバーナム効果が発揮されるため人間関係を円滑に進めるために正しいやり方を実用できれば大きな力となってくれるはずです。
※家族・学校・職場・恋愛・友人・恋人など、コミュニケーションが必要な様々なシーンで役に立つと思います。

まとめ

バーナム効果は初対面の人や、関係が深くない時ほど効果を発揮します。
※親密度が高くなればお互いの情報がわかるため、具体的な内容を話した方が良いです。

これは、バーナム効果があくまでも個人の特徴を見抜いていると錯覚させる心理だからです。
※本当に見抜けているわけではない事がポイントです。

そのため、コミュニケーションが必要な仕事ではこの心理を良く理解している人も多いです。

特に営業・占い師・詐欺師などをしている人は対人関係で円滑にコミュニケーションをとるだけではなく上手に情報を引き出しながら会話を進める必要があります。

そのため、外見的な情報(人相・髪型・体型・服装など)や会話の内容から個人的な特徴を予想するコールド・リーディングサトルクエスチョンサトルネガティブなどの様々な手法を用いる事で、具体的な内容でも正確に分析する事ができるため会話の信憑性が高いと錯覚しやすくなります。

備考

バーナム効果は巧みな心理操作を使ったサーカスで有名になった世界三大サーカスの一つとされるリングリングサーカス創設者のバーナムの名前が由来とされ、アメリカの心理学者ポール・ミールによって名付けられたといわれています。
心理学者のB・Rファアラーは他人に当てはまる性格的描写を「他人にも当てはまる事だと認識せず」に「個人についての分析結果」だと誤認する事を発見したためフォアラー効果とも呼ばれます。

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