ニコチン | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

雑学

ニコチン

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ニコチンは主に煙草の葉に含まれる物質です。

ニコチンは化学物質としては毒物として指定されいるため、大量に摂取すると死に至ります。
また、強い依存性もあるため、喫煙者の多くはニコチン依存症だと考えられています。
そのため、禁煙をする事は難しい(喫煙する過程で強いストレスを受けます)といわれています。

ニコチンの危険性

ニコチンに少量ならば人体に人体には大きな影響は与えませんし、適量の場合は病気の治療に使えると考えられています。
しかし、ニコチンの過剰摂取に「依存性」「毒性」などの危険があり、最悪の場合は死んでしまいます。
問題となるのは依存性で、ニコチンを摂取する事で得られる多幸感によって必要以上にニコチンを摂取したくなる人も多いです。
特に喫煙者はニコチンの依存性によって、タールを体内に多く取り込む事によって病気を発症していると考えられています。

依存性

ニコチンはヘロインやコカインなどと同程度の高い依存性があります。
これはニコチンを摂取する事で多幸感(アドレナリンの分泌を促進し血圧・血糖値の上昇、発汗などの減少が発生します)を感じるためです。

そのため、日常的にニコチンを摂取している人は身体依存(体がニコチンを欲しがるため、ニコチンの摂取を止める事は難しい状態)となっており、ニコチンの摂取を辞めると強い離脱症状が引き起こされます。
※紙巻たばこの喫煙の場合は依存強化が早くなりやすいため、身体依存がより大きくなるため離脱症状が強い傾向があります。

特に喫煙によるニコチン摂取ではニコチンの濃度が低下する時間が短いため、30~40分程度で体がニコチンを再び摂取したくなります。
※ニコチン欠乏の離脱症状として、不快・抑鬱・不眠・短期・不安・集中力の低下・心拍数の減少・食欲の増加などがあります。

また、ニコチン依存症の人は他の依存性薬物(アルコール依存症薬物依存症など)の摂取の使用リスクが高くなりやすい傾向があるため注意が必要です。

毒性

ニコチンは水に溶けやすいです。
急性ニコチン中毒は主に小児が煙草が浸かっている液体(コップなどに水をいれて灰皿として使ってい、ニコチンが溶け出した水溶液を誤飲する場合が多い)を誤って飲んでしまう事でトラブルとなる事が多いです。
煙草(水に溶けたニコチン)を誤飲してしまった場合は体内への吸収が早く症状も重いですが、胃で留まっていれば吸収は遅い(胃液が酸性のため)です。
※煙草を誤飲してしまった場合、水を飲んで胃酸を薄めるとニコチンが体内に吸収しやすくなってしまうとともに、煙草に含まれるニコチンが溶け出しやすくなってしまうため注意が必要です。
煙草を誤飲してしまった場合は、吐き出させて病院への早急な受診をする事が望ましいです。

致死量

成人で40~60mg、幼児では10~20mgだと考えられていたこともありますが、現在はその20倍以上(500~1000mg程度だと推測されています)だと考えられています。
※煙草1本に含まれるニコチンの含有量は16~24mg程度ですが、実際に喫煙によって接種されるニコチンの量は3~4mg(煙草のパッケージに記載されている量の約20%)だと考えられています。
過剰接種の後4~5時間程度で症状がでない場合は治療の必要はないと考えられていますが、病院への受診をオススメします。
※タバコの誤飲ではニコチンを吸収する過程で嘔吐作用が働き、多くが吐き出されてしまう事も多いです。

ニコチンの特性

ニコチンは過剰摂取によって身体に悪影響を与えますが、少量の場合は人体に良い影響を与えると考えられているため、病気の治療に有効な可能性が考えられています。
そのため、治療薬として使用するために依存性などの副作用を取り除き、有効な薬にするための研究開発が進められています。

ニコチンによる治療効果が期待されている病気は「注意欠損・多動性障害(ADHD)」「強迫性障害(OCD)」「統合失調症」「鬱病(うつびょう)」「アルツハイマー病」などが考えられています。

  • 注意欠損・多動性障害(ADHD)
     認知能力の改善が期待されています。ニコチンパッチの投薬直後に認知能力が改善された研究報告があります
     また、注意欠損・多動性障害(ADHD)患者の喫煙率が高いため、自己治療仮設があり、薬理学的根拠と実験結果によって支持されています。
  • 強迫性障害(OCD)
     8週間のニコチンガムの使用で4/5人の強迫性障害(OCD)が改善された実績があります。
  • 統合失調症
     統合失調症の喫煙率が高いため、自己治療をしている可能性がある反面、平均寿命が健常者の80%程度となっているのは高い喫煙率によって悪影響が出ている可能性があります。
  • 鬱病(うつびょう)
     少量の場合は抗うつ作用がある反面、過剰な喫煙によって鬱病(うつびょう)のリスクが高くなります。
    ※男性に比べて、女性は特にリスクが高くなると考えられています。
  • アルツハイマー病
     アルツハイマー病の予防や治療効果があると管挙げられていますが、ニコチンの食欲抑制効果との関連性が示唆されています。

まとめ

ニコチンは一般的には煙草(紙煙草、刻み煙草、葉巻など)によって摂取されます。
煙草のほかにもニコチンガム、ニコチンパッチなども依存症の可能性があります。
※栄養ドリンクなどに含まれているニコチン酸はニコチンとは異なります。

煙草による発がんリスクが問題となる事がありますが、ニコチンには発がん性は認められていません。
※煙草に含まれるタールに発がん性が認められています。

しかし、ニコチンは毒物であるため人でも過剰摂取すると死亡してしまいます。
※ニコチンは煙草の葉が昆虫に食べられない様に作り出した物質(殺虫作用があるため、農薬として使用する事もあります)です。

ニコチンは水の溶けやすく、煙草を水に浸すと30分程度でニコチンがほぼ100%溶け出します。

そのため、海外のタバコの葉っぱ栽培している地域の生煙草病の危険性が危惧されています。
※収穫する際に経皮吸収(特定の条件が揃うと手などの皮膚からニコチンを体内に吸収してしまいます)によってニコチンを摂取してしまう危険性の認識)が周知されていないため問題となっています

ニコチンは煙草意外にも含まれています(ナス・トマト・ジャガイモなど)が、その含有量は非常に少ないため、危険性は低いです。

日本では基本的に煙草によってニコチンを摂取する人が多いです。
しかし、紙巻煙草の場合はニコチンを摂取するためにタールを吸い込んでしまうため、タールを吸引(発がん性物質だと考えられています)する事が原因となって死んでしまう人が多いと考える意見もあります。

そのため、紙巻煙草よりも電子タバコの方がタールの摂取量(紙巻煙草の紙にタールが多く含まれていると考えられています)が少ないため、人体への害が少ないと考える人もいます。

煙草を吸うと頭がすっきりすると言う人もいますが、これは血中のニコチン濃度が低下する事で脳機能が正常に作用しなくなってしまっている状態から、ニコチンを摂取する事でニコチンの禁断症状から解放されているため、ニコチンの禁断症状が無くなって健常な状態になっているため、誤解しないように注意が必要です。
※喫煙者と非喫煙者では後者の方が、前者よりもIQ(アイキュー)が高いという統計がでています。
これは喫煙によって論理的思考(ロジカルシンキング)ができなくなっている状態だと考えられています。

喫煙によってIQ(アイキュー)が低下するのか、IQ(アイキュー)低いから喫煙するのかはわかりませんが、低所得者・低学歴・若年層の喫煙率が高い(煙草によって貧困(絶対的貧困と相対的貧困)層になるのか、貧困層だから喫煙率が高いのかはわかりませんが、貧困と喫煙は一緒にやってくると言われます)ため国でも煙草の価格を上げて喫煙率の低下を目指しています。

また、ニコチン依存症は公衆衛生上の問題もあります。
喫煙は受動喫煙によって他者の健康を阻害するため、喫煙に対する規制が日々厳しくなっています。

現在は喫煙所以外で喫煙をすると罰金を取られるため、喫煙場所には注意が必要です。

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