iDeCo(イデコ)・個人型確定搬出年金 | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

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iDeCo(イデコ)・個人型確定搬出年金

投稿日:2019年12月15日 更新日:

iDeCo(イデコ)・個人型確定搬出年金について

概要

iDeCoの詳細はお取引機関で確認お願いいたします。
この記事では、 iDeCoの仕組がお得かについて考察しています。

iDeCoは基本的に60才まで引き出せない積み立てですから、始める前にしっかりと調べたいですよね。

私は「まだ」あまり魅力を感じませんでした。
「まだ」というのは、仕事や収入・始める年齢で節税効果が異なる制度のためです。

この制度は長期間になるほど元本に対する節税率が落ちていくため、60才に近いほどお得な制度です。

この解説を簡単なiDeCoのおさらいから、考察までまとめましたので参考にしていただければと思います。

iDeCoのおさらい

  1. 限られた方法 (満60才以上、障害、死亡) でしか引き出せません。
    • iDeCoは基本的には始めると途中で引き出せずに毎月決まった額を積み立てていく制度です。
      そのため困った時の資金にならないというリスクがあります。
    • 生活に余裕がなく積立ができない時は停止する事もできますがその間も手数料を取られるのが一般的なので止めている期間が長くなると損です。
  2. 運用と預金を選べます。
    • 運用と預金を選ぶ事ができてどちらの場合でも節税率は同じです。
      ※運用する際は元本割れのリスクがあります。
  3. 積立額・所得額・仕事に応じて節税額・掛け金の上限が決まります。
    • 個人の状況によって節税効果に差がでます。
      そのため、若年層よりも年長者の方が節税効果を期待しやすい制度になっています。

iDeCoについて考察

節税効果について

iDeCoは積み立て式なので、毎月元本が増えますが年間の節税額は一定です。
そのため、元本に対する年間の節税率が落ちていきます。
また、納税額が多いほうが節税額が多いため個人差がでます。
(詳しくはお取引機関で確認してください。)

ここでは該当する人が多そうな枠組みを計算しました。

  • 15%(課税所得195万円以下)
  • 20%(課税所得195万円超~330万円以下)
  • 30%(課税所得330万円超~695万円以下)


15%の人は年間12万円で節税額が年間1.8万円になります。
※1年目:元本12万円 節税額1.8万円 節税率15%

2年目も積立額も節税額も同じで年間12万円で節税額が年間1.8万円になります。
ここで大切なのは1年目の元本に対しては節税効果がない点です。
※2年目:元本24万円 節税額1.8万円 節税率7.5%

表を見ていただけるとわかりやすいと思いますが、年数が長くなるほど元本に対する節税率が低下していきます。

そのため、短期の方が節税率は良い(年長者になれば有利)ですし、年齢が上がると所得が増加しやすく、節税率の増加もしやすいです。
また、所得があがると生活資金の余裕も生まれるため、iDeCoでお金を積み立てても生活が安定しやすいです。

具体例

iDeCoの節税効果のみを計算しています。
投資すると損益が発生するため、この計算通りにはなりません。
※最悪の場合は引き出すときに含み損が多く発生している可能性もあるので注意が必要です。

20歳から始めた差

  • Aさん(20才からiDeCo
    • 20才から毎月1万円預金したとします。
    • 20才から40才まで15%で20年で36万円お得です。
    • 40才から60才まで20%で20年で48万円お得です。
    • 合計480万円の掛け金で84万円お得です。
      ※毎年単利(※1)約0.44%で運用したことになります。
  • Bさん(20才から運用
    • 20才から60才まで毎月1万円で40年間単利1%で運用しました。
    • 合計480万円の出資で約98万円の収益がでます。 

40歳から始めた差

  • Cさん(40才からiDeCo
    • 40才から毎月2万円預金で20%に該当したとします。
    • 60才までは約20年ですので、96万円のお得です。
    • 合計480万円の掛け金で96万円お得です。
      ※毎年単利約0.5%で運用したことになります。
  •  Dさん(40才から運用
    • 40才から60才まで毎月2万円で20年間単利1%で運用しました。
    • 合計480万円の出資で約50万円の収益がでます。

A~Dさんは同じ額を出資しています。

  • 1番お得なのはBさん
    若いうちから資産運用を始めるのが1番お得です。
    年間1%の運用で一番お得なので手堅く投資しても1番お得になるはずです。
  • 2番目にお得なのはCさん
    収入が増えてから節税率が高い区分でiDeCoを始めたため節税額が高くなっています。
  • 3番目にお得なのはAさん
    iDeCoを始めたので始めなかった人よりもお得なのは間違いありません。
  • 最後になってしまったDさん
    今回の計算ではBさんの比較の都合上単利1%で計算しましたが、実際はリスク許容度や資産額によって大きな差がでるため1番お得である可能性もあります。

再現性の低い方法として若いうちからiDeCoで投資をして資産価値が一番高い状態で解約できれば利益を最大化できますが、40年程先の未来を予想して的中させるのはプロでも難しいと思います。

そのため、私がオススメしたいのはCさんの40代からiDeCoで貯金です。
大きなリスクはなく約100万円の利益が見込めます。

まとめ

お得なのは?

iDeCoは条件によって節税効果が変わります。
そのためお得になる条件があります。

 1. 60才に近いほどお得(元本に対しての年間の節税率が高い)な制度
 2. 年収が多いほどお得な制度(課税所得が多いため)
 3. 1と2を満たしたうえで、掛金上限が多いほどお得
   ※自営業は掛け金が多いです。

このような条件であるため、若年者がiDeCoをするメリットは基本的に薄いです。

どういう人がiDeCoをすると良い?

iDeCoに毎月積み立て預金を行う事は節税面から大きなメリットになりますが、途中で引き出せないという事は生活が苦しい時にも引き出せないというデメリットにもなってしまいます。

しかし、数万円が足りなくて死んでしまうの少数派で、余剰資金があればあるだけ使ってしまいますし、なければないなりの生活をする人が圧倒的に多いです。

裏を返すと、生活水準に合わせた収支の管理ができない人はiDeCoとは関係なくお金の管理に問題がる可能性が高いです。

そのため、貯金をしても取り崩してしまう人は引き出せない預金を持てるという事が大きなメリットになると思います。

iDeCoで投資はダメ?

投資を行う場合はiDeCoよりも一般NISAや積立NISAを優先的に利用する方が効果が高いと個人的には考えます。

一般NISA枠は年間120万円ありますので、月10万円以上の積立(NISA満額)をおこなえる余裕がある人はiDeCoを利用する事で節税効果が大きくなると考えました。

また、iDeCoで初めて投資を行うと銘柄選定でミスをしてしまい老後資金として当てにしていたお金が元本割れしてしまうリスクがあるので、iDeCoで投資をするなら投資経験を積んでからがオススメです。

備考

※1 単利 元金に対する金利です。
  →複利 元本に利息を追加します。

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