自閉症スペクトラム障害(アスペールガー症候群/ASD) | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

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自閉症スペクトラム障害(アスペールガー症候群/ASD)

投稿日:2020年4月20日 更新日:

自閉症スペクトラム障害(アスペールガー症候群/ASD)について

概要

自閉症スペクトラム障害(ASD:Autism Spectrum Disorder)は対人コミュニケーションが苦手な症状です。

自閉症スペクトラムは一般的には発達障害の一種とされていますが、知的能力(IQ(アイキュー))の発達に問題がないと考えられていますが、対人コミュニケーションのような想像力が必要な事が苦手です。

つまり、基本的にIQ測定は通常のスコアですがEQ(イーキュー)のスコアが低い状態になっています。

その一方でSQが高いという結果もでているため、総合的な能力として通常の方よりも必ずしも劣るわけではありません。

しかし、感情を理解する事が苦手(暗黙のルールなどを察する事が特に苦手)なため、コミュニケーションで問題を抱えやすい傾向があります。
※コミュニケーション能力が劣ると考えると語弊があり、基本的に論理的に思考して動くため実社会で多い生産性の低く無駄の多いルールを具体的に正しく伝える事で理解し行動ができますが、間違った事を教えると間違った通りにしてしまうため指導の際には十分な注意が必要です。

特に、論理的な矛盾が存在する場合などはトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。

特徴

ASDの特性は非常に多様ですが目立つ特徴として

  • 正直すぎるため無神経と思われる
  • 曖昧にしておくことが苦手
  • 興味や関心に積極的
  • 感覚の過敏・鈍感
  • 運動が苦手
  • 記憶力や集中力が高い
  • 感情を表現するのが苦手で表情が硬い
  • 言語習得の遅れによって会話が成り立たない

このような特徴は社会性が大きく低下する事も多いため、生活面において問題が出る事が多いので周囲の人(ご保護者をはじめとする陣族や児童施設など)はすぐに気が付くと思います。
※友達ができない・友達ができても一方的・喧嘩が絶えないなどがの傾向がありますが、このような症状は頭が良すぎて周囲と差がでてしまっている可能性もあるため、それだけを根拠としてASDを疑う事はよくありません。

人生に大きな影響がある症状のため、疑わしいと感じたら病院を受診してしっかりと診断してもらう事が望ましいです。

実際の判断基準としては、知的障害や言語障害のような状態を明らかにし

  1. 社会的なコミュニケーションで対人関係で持続的な欠陥がある。
  2. 行動・興味・活動(情動的・反復的な運動や会話、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対して過敏・鈍感など)で抱える問題が2つ以上ある
  3. 発達早期から1,2の症状が確認されている
  4. 発達に応じて対人関係や学業的・職業的な機能の成長に障害がある
  5. 上記の内容が知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延に該当しない

上記のような判断基準に照らし合わせて複合的な症状などの存在を考慮することが重要です。
※レット症候群、脆弱X症候群、ダウン症候群などの症状の一部として現れる事もあります。

また、ASDの多く様々な併存症を持っている人が多いです。

内訳として約70%以上の人が1つの精神疾患を、40%以上の人が2つ以上の精神疾患だと考えられています。
特に知的能力の障害(知的障害)である事が多く、ADHD(注意欠如・多動症)・発達性協調運動症(DCD)・不安症・抑うつ障害・学習障害(限局性学習症、LD)などの症状を併用する人がいる事が確認されています。
※てんかん(知的障害が重い人ほど多く確認されます)・睡眠障害・便秘が起きやすいと考えられています。

いずれにしても、個人の独断で判断するのではなく病院(小児神経科・児童精神科など)で医学的な診断をしてもらう事が望ましいです。

ASDの特徴の具体例

ASDに人は基本的に論理的に考える事が得意です。
しかし、その一方で感情を判断する事が苦手でそのままの意味で捉える事があります。

例えば

ASDのAさん
健常者のBさん

がいるとします。

B「付き合ってください」
A「それって恋人って意味?」
B「そうです、お願いします」
A「いいよ」
B「一生大事にします」
A「ぇ、私は一生付き合うかわからないよ」

このように物事を曖昧にすることを避け、事実を相手に気持ちを考慮せずに突きつけるのが特徴です。

まとめ

ASDは基本的に遺伝的な要因が複雑に関与して先天的に脳機能障害をもっていると考えられていて、人口の1%程度の割合で発生すると考えられています。

その中には論理的思考(ロジカルシンキング)能力が非常に高いため、情報を細部まで分析し過去の経験を踏まえる事で周囲とうまくコミュニケーションを取る事ができるため、ASDの自覚がなく状態で生活ができている人も存在すると考えられます。

通常は思考できないレベルま分析する事ができるため、このような人はギフテッドの傾向がある可能性もあります。
※ASD(特にサヴァン症候群の傾向がある人)とギフテッドは親和性が高いため思考的な共通点がいつもあり判断が難しいです。

ASDの方は思考が深くなるのが自然であるため、常に考える事が日常となっている人も多いです。
そのため、育つ環境がその後の人生を大きく変えます。

しかし、いずれにしても通常とは異なる生活が待ち受けているため生きづらさを抱える人は多いようです。

またASDと診断される人は男性に多く女性の約4倍の発症率になっていますが、その中にはサヴァン症候群の人もいると考えられています。
※女性は知的障害を伴って発見される傾向が多いようですが、知的障害・言語取得の遅れが軽度の女性の場合は社会的な生活が困難である事が目立たない事が多いため過小評価されている可能性があると考えられています。

備考

自閉症スペクトラムは旧アスペルガー障害ですが「自閉症障害」「アスペルガー障害」「レット障害」「広汎性発達障害」などの境界があいまいな症状の総称として呼ばれるようになりました。

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