損益分岐点(採算点/BEP) | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

お金

損益分岐点(採算点/BEP)

投稿日:2020年5月7日 更新日:

損益分岐点(採算点)は損益(損失と利益)がプラスマイナスゼロになるところです。

基本的には個人でも、企業でも利益を出さなくてはいけません。
一般的には利益を得るためには損失が発生します。
そのため損失以上の利益を出すことが基本となります。

この利益を出すためには損益の理解が欠かせません。
そして、損益を考慮するうえで、損失と利益の和がゼロになるところがあり、これが損益分岐点です。

損益分岐点を計算式で示すと

(固定費+変動費)-売上高=0円

の条件を満たす時となります。

会社員でも仕事へ行き収入を得るためには住居や食費など、普段経費として意識する事が少ない費用(損失)があります。

この損益分岐点を想定しなければ、利益を出す(生活する)ことができるのかを判断する事ができません。

具体例

家庭の収支を例に考えます。

固定費家賃、保険、税金等
変動費飲食代、交際費、水道料金、電気代、
ガス代、通信費、その他生活費等
売上給料等

一か月の固定費を5万円、変動費を10万円とした場合、

5万円(固定費)+10万円(変動費)=15万円(損失)

売上(給料等)は15万円以上(利益)なくてはいけません。
つまり、15万円以上の利益が毎月発生しなくては赤字となってしまいます。

この15万円が損益分岐点となります。

しかし、変動費は上下するため、安く抑える事もできる反面、高くなることもあります。
変動費が変わった場合、それと同額分だけ損益分岐点も変動します。

まとめ

損益分岐点を下げる方法には先程の様に変動費を削減する方法や、固定費の見直しを行う事が有効です。
しかし、変動費や固定費を安く抑える事で利益が減少してしまっては意味がありません。
また、損失を減らそうとリスクを取りすぎてしまうと、あとでその反動を受ける事もあります。

損失を抑える方法についてはリスクアセスメント(リスクの分析)を常に考えなければいけません。

そのため、損益分岐点にこだわりすぎず、時には損益分岐点を上げ、利益も上げる事で、利益率の向上を目指す方法も良い選択肢になります。

また、将来価値が高いと判断する場合には損益分岐点未満でも継続するという選択肢も良い選択肢といえます。

備考

損益分岐点はBreak Even Pointを略してBEPとも呼ばれます。

損益分岐点を売上で示す場合は損益分岐点売上高といいます。
損益分岐点を販売数量で示す場合は損益分手金販売数量といいます。

関連記事

 リスクアセスメント
 将来価値(FV)

アドセンス

アドセンス

-お金

執筆者:

関連記事

資産三分割法

資産三分割法は性質の異なる三種類の資産を保有する投資方法です。三分割する事でリスクを分散させる方法です。基本的に三種類のうちの一種類は預金とする事が多いです。代表的な選択肢は下記になります。 預金(普 …

需給バランス

需給(じゅきゅう)バランスは需要と供給のバランスです。需要は欲しい人が多ければ増加し、供給はものが多ければ増加します。つまり、ものの量に対してそれを欲しい人のバランスが需給バランスです。需給バランスは …

限界利益(貢献利益)

限界利益は売上から変動費を引いたものです。限界利益は損益計算特融の計算方法で、売上から変動費を引いて計算を行うため、基本的には売上の増加とともに増加する費用です。限界利益の計算式は  限界利益=売上高 …

多重債務

多重債務は複数の会社から借金をしていて返済が難しい状態です。多重債務の人は借金の総額が多くなったことで、金利も増加し返済が追い付かない状況となっています。多重債務者の中には借金返済のために他の金融機関 …

将来価値(FV)

将来価値は未来に予想される将来の価値です。今の価値(現在価値)は時間経過共に変動するため、将来の価値も変動します。ご飯を買って1週間経過してしまっては食べられなくなってしまいます。食べられなくなった場 …

Google AdSense



アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ