帰結主義(結果主義) | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

心理学

帰結主義(結果主義)

投稿日:2020年3月31日 更新日:

帰結主義は結果を重要視し、その結果から行動が正しいのかを判断します。

基本的に何かを進めるには行動を行った後に結果が生まれます。
帰結主義では結果を見る事で、その行動の有効性を判断します。

そのため、帰結主義では努力してもそれが結果に反映されなければ報われない事があります。
努力は結果までの過程のため、結果が伴わない努力は方向性が間違っていたり、効率的ではないという判断となります。
そのため、帰結主義で重要視されている結果という要素がなければ、その努力は評価されません。
また、努力しなくとも結果が出せればそれは評価されます。

具体例

学校のテストを例に考えます。

テストで60点を取るAさんBさんがいます。

Aさんは授業を理解しテスト前に勉強することなく60点を取ります。
Bさんは授業をあまり聞かないため、テスト前にテスト範囲のみを勉強をして60点をとります。

どちらも同じ60点ですが、知識量に差がでます。
Aさんはテスト範囲外がでてもそれなりの点数を取ることができるはずです。
しかし、Bさんはテスト範囲外の内容はわかりません。

授業時間内に必要な知識を得ているAさんはBさんよりも勉強時間は短く、多くの知識を得ています。

多くの時間と知識を得られたAさんの方が私は優秀だと思いますが、帰結主義ではどちらも同じ点数を取っているため同じ評価となります。

まとめ

帰結主義では結果に重点を置いた判断が行われます。
そのため、どのような手段で目標を達成したかを問いません。

本来であれば同じ目標を達成しても、その過程で異なる知識や経験を得る事がその後の伸びしろに影響を及ぼす事が考えられます。

しかし、それでも帰結主義が推奨されるのは、結果に至るまでの経緯を確認する事が困難なためです。

個人が結果を出すための過程を全て見ている事はとても難しいです。
遊んでいるように見えても、裏で努力している人はたくさんいます。
そして、そういう人達は何食わぬ顔で努力し、その努力を自慢したりはしない事が多いです。

年齢を重ねるほど知識や経験の差が広がります。

当然IQ(アイキュー)が高いなどの理由による差もありますが、そのような差はごく一部の人にのみ該当されます。
大多数の人は思考法(論理的思考水平思考批判的思考など)を学び、その考え方(フェルミ推定・ コロンブスの卵など)を知る事で結果を導きやすくなります。

しかし、日本人が学校のような教育課程を卒業してからの平均勉強時間は数分で、多くの人が勉強をしていません。
つまり、長時間勉強を行って平均勉強時間を上げている方がいるという事です。

このような状態では差が広がる一方となり、格差を広げている可能性が高いです。

備考

帰結主義は結果主義とも呼ばれ、結果を重視します。
その反対に、過程を重視するのが、非帰結主義と呼ばれます。

関連記事

 IQ(アイキュー)
 論理的思考(ロジカルシンキング)
 水平思考(ラテラルシンキング)
 フェルミ推定(フェルミの問題)
 コロンブスの卵

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

ホーソン効果

ホーソン効果は期待されることで行動の変化を起こす現象です。一般的に他者は興味や関心を持つと、同時に期待を寄せる傾向があります。そして、期待を寄せられるとその気持ちに応えようとする心理(教師期待効果)が …

サブリミナル効果

サブリミナル効果は認識できない刺激によって行動を誘導する効果です。サブリミナル効果で用いられる認識できない刺激は、サブリミナル刺激と言われ、意識や潜在意識よりも深い閾下知覚(いきかちかく)に刺激を与え …

パーソナルスペース(対人距離)

パーソナルスペースは自分と他者の物理的な距離感です。この距離感は相手をどこまで信用しているかで距離が異なるため、親密度が高ければ近く、親密度が低ければ遠くなります。自分が確保したい距離以上に踏み込まれ …

ザイガニック効果(ツァイガルニク効果)

ザイガニック効果は途中の状態が気になる心理です。ザイガニック効果は目標を達成できなかったり、中断している事についての印象が強く残るの心理で、目標に向かっている間は鮮明に記憶に残ります。特に進度が進むに …

ブーメラン効果(ブーメラン現象/説得の逆効果)

ブーメラン効果は物事の結果がブーメランの軌道の様に投げた当事者へと戻ってくる現象です。ブーメラン効果は主に負の要素が戻ってくる現象を指す事が多いです。嫌悪感を抱いている時に干渉されるとより強い嫌悪感を …

Google AdSense



line証券


アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ