学習無力感 | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

心理学

学習無力感

投稿日:

学習無力感は、無力である事を学習してしまう心理です。

理不尽な事が起こる場合、通常はそれを回避しようと行動します。
しかし、回避する事が困難な状態が続くと、抵抗しても結果が変わらない事を学習するため、回避することをやめ無気力になってしまいます。

つまり、理不尽な事が継続して行われる環境では、次第にその理不尽を受け入れてしまいます。

理不尽な事はストレスが大きいので、ストレス過多な環境で過ごす事で心身共に疲弊してしまいます。

具体例(会社)

通常は職場で責任感のない上司が言動に一貫性がない場合、部下はその上司のいう事を聞かず、正しいと思ったことをするようになります。
しかし、これを無理やり従わせようとする会社の場合、部下は間違いを直す事をやめ、例え不利益が出ようと指示通りにやる様になります。
その結果会社は大きな損失を生む可能性があります。

具体例(家庭)

親が約束を守らない家庭では、子供は親との約束に興味を持たなくなります。
これは将来を見据えた考え方に興味を持たなくなることでもあります。

有名な実験でマシュマロ実験があります。
対象者は5才以下の子供で、テーブルの上にあるお菓子に手を付けずに、15分待つことができたらお菓子を倍あげるという実験です。

この実験の後に追跡調査を行った結果、待つことができた子供は十数年後も自制心が持続しているとされました。

まとめ

理不尽な結果がもたらされる環境では、考えても無駄な環境ですので、考える事をやめてしまいます。
そのため、将来的な影響がとても大きくなってしまいます。

また、考える事をやめてしまうと、自他共に能力が足りないと認識してしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

備考

学習無力感は下記の様に呼ばれる事もあります。

  • 学習性絶望感
  • 獲得された無力感
  • 学習性無気力

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

カニバケツ効果(引き下げ心理)

カニバケツ効果(引き下げ心理)について 概要 カニバケツ効果は他人の足を引っ張りあう心理を指した言葉です。これは実際にカニをバケツの中に入れるとみられる現象が由来とされています。バケツにカニを一匹だけ …

パブロフの犬

パブロフの犬について 概要 パブロフの犬は条件反射の実験例です。パブロフの犬は犬の条件反射に対する実験ですが、これは犬に限ったことではなく人にも同様の現象がおきます。そして、人にも数多くの条件反射があ …

ピーク・エンドの法則

ピーク・エンドの法則は一連の中のピークとエンドが与える印象が全体の印象に大きな影響を与える心理です。ピークは一番感情が揺さぶられた時で、エンドは一連の終わりです。過去の経験を思い出す時に、一番感情が動 …

教師期待効果(ピグマリオン効果/ローゼンタール効果)

教師期待効果は心理行動の一つで、教育者が学習者に対して期待をする事で、成績の向上に影響を与える効果です。教師に期待されることでその期待に応じた働きを見せる心理行動です。教師期待効果、ピブマリオン効果、 …

ラベリング効果

ラベリング効果はそのものの本質ではなく、提示されたラベルによる効果です。ラベルング効果は周囲が評価するための指標です。基本的には一番最初にだれかがラベルを張り、その後は周知されたり、変更されたりが繰り …

Google AdSense



管理人


あむぶろ
管理人情報


名前:

鈴木 歩(すずき あゆむ)

自己紹介:

日本の未来を支える若者を応援したいので
「有料情報よりも価値がある情報を無料で
提供する」事を目指しています。


ブログについて:

当ブログでは生活をするためには大切でも
学校では教えもらえない事をメインに
取り扱っています。
知識のみではなく価値観を見直す事のできる
情報を提供したいと考えています。

外部リンク

応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

あむぶろ 学校では教えてくれない事 - にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ