ベン・フランクリン効果 | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

心理学

ベン・フランクリン効果

投稿日:2019年12月29日 更新日:

ベン・フランクリン効果は心の中で均衡を保とうとする心理です。
論理的、心理的に納得できない場合、その要因を無意識で探します。

これは脳がストレスを軽減するようできているためです。
矛盾によって起こるストレスは矛盾しない要因を見つければ解決します。

具体例

好きでもない人をがんばって助ける事があります。
しかし、なぜがんばって助けたのか疑問に思う時があると思います。
その人への好感度や親密度などと助けた際の頑張りとの差が大きいほどこの疑問は大きいです。
これがストレスとなるため、助けた理由を考えます。

そこで脳は助けた要因を好きな人だから助けたとします。
助ける対象へ好意があれば助けるのは当然ですよね。
好意がない場合でも心の均衡を保つために好きになってしまいます。
助ける要因は他にもあるため、必ずしもこうなるわけではありません。

良好な人間関係のために

ベン・フランクリン効果は恋愛などの対人関係や円滑なコミュニケーションのために用いる事ができます。
何か簡単なお願いをすることで、助ける要因を探します。
無償で人を助ける要因はその人へのポジティブな感情になることが多いため、助けた人に好感を得やすいです。
ポイントなのは簡単なお願いです。
心理的負担を軽減するための作用ですので、難易度が上がりすぎると依頼自体が負担となる事もあります。

問題点

この効果の問題点は、悪いことをした時です。
いじめがわかりやすいと思います。
いじめはよくないと思いますが、いじめる原因は被害者にあるとします。
こうする事で、いじめている側は自分の行動を正当化しているため、いじめは減少せず、最悪増加します。

備考

ベン・フランクリン効果は、アメリカの政治家だったベンジャミン・フランクリンが政治活動で活用したことから、ベンジャミンフランクリン効果となり、略されて現在のベンフランクリン効果の名称で呼ばれています。

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

帰結主義(結果主義)

帰結主義は結果を重要視し、その結果から行動が正しいのかを判断します。基本的に何かを進めるには行動を行った後に結果が生まれます。帰結主義では結果を見る事で、その行動の有効性を判断します。そのため、帰結主 …

反動形成

反動形成は抑圧された意識を隠しすぎてしまい本心とは異なった言動をしてしまう心理現象です。自分の気持ちを抑圧すると多くのストレスを受けます。そして、ストレスが過度に蓄積されると、そのストレスを発散させる …

コールド・リーディング

コールド・リーディングは人を分析する方法の一種で、他者の気持ちを読み取る方法です。コールドリーディングは対象者の情報が一切ない状態から、外見や会話などのあらゆる情報から分析を行い、相手の情報や心理を読 …

正常性バイアス(恒常性バイアス/正常化の偏見)

正常性バイアスは自分にとって都合の悪い事を過小評価する心理です。認めなくない事などは突き詰めて考える事を放棄したりします。そして、その結果がどうなるのかを考慮する事をやめ、結果による被害を過小評価しま …

コントロール幻想バイアス(制御幻想)

コントロール幻想は自分の力では変える事ができないものでも、コントロールできると考えてしまう心理です。自分の力が及ばない事象でも自分の与えた影響によって結果が変わったという認識を持ちます。そのため、主観 …

Google AdSense



line証券


アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ