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アセットアロケーション(資産配分)

投稿日:2020年8月22日 更新日:

アセットアロケーションは各資産の配分です。

資産には種類があり各資産毎に期待できるリターンやリスクが異なります。
そのため、投資資金を複数の異なる資産として保有する事で、リスクを抑えながら投資を行う事ができます。

投資を行う際にはリスクやリターンを考えたアセットアロケーションを構築して資産を保有するアセットマネジメントが大切になります。

アセットアロケーションの特徴

アセットアロケーションはリスクを軽減するために行います。

例えば「株式100%」に株式市場で問題(リーマンショックのようにほぼすべての株価が暴落する市場リスクなど)が起きた際に大幅に資産価値が低下してしまう事があります。
しかし、「株式50%・現金50%」保有する事で現金はその影響を受けないため、資産の減少幅が「株式を100%」保有していた場合の半分になります。

しかし、この方法は株式が好調に伸びている際のリターンも半分になってしまいます。

そこで、現金の代わりに値動きの異なる資産を保有する方法があります。

例えば
株式と債券は一般的には値動きが連動しないと考えられています。
そのため「株式50%債券50%」を保有する事でリスクを分散させる事ができます。
この方法の場合は「株式100%」の時よりリスクが低いですがリターンも少ないです。
しかし、「株式50%・現金50%」よりもリターンが期待できる反面、リスクも多いです。

このように異なる資産を保有する事でリスクとリターンのバランスを考える事は重要です。

具体例

Aさんの場合
 国内株式 100%

Bさんの場合
 国内株式 50%
 国外株式 50%

Cさんの場合
 株式 40%(国内20%、国外20%) 
 債券 40%(国内20%、国外20%)
 現金 20%

この状態で国内株式が30%の大幅な暴落をしたとします。

Aさんは資産の30%を失います。
Bさんは資産の15%を失います。
Cさんは資産の6%を失います。

同じ金額でも受ける影響が異なります。

しかし、これは国内株式が大きく上昇したときに受けるリターンでも同様の影響を与えます。

そのため、リスクとリターンのバランスを考え、自分の資産を効率よく運用できるアセットアロケーションは重要です。

資産の種類

資産には大きく分けた分類があり、その分類ごとにアセットアロケーションを組むことが一般的です。

  • 現金及び同等品(現金、円預金、外貨預金、仮想通貨)
  • 不動産(土地、建物、REITなど)
  • 保険商品(年金、生命保険など)
  • 資産価値のある物(貴金属、美術品など)
  • 国内株式
  • 国内債券
  • 国外株式
  • 国外債券(先進国債券、新興国債券)

資産比率について

アセットアロケーションを考えるためには値動きが異なる資産を保有する事が大切ですが、保有する資産比率は取る事のできるリスク許容度によって異なるため最適解は人によって異なります。

例えば投資を始めたばかりで資産が少ない人の場合はリスクを多めにとってもやり直しが比較的容易です。
しかし、定年を過ぎて多くの資産を保有している場合はリスクを取りすぎてしまと立て直す事が難しい事もあります。

また、家庭を持っている人と単身者でも異なりますし、収入によっても異なります。

このように多くの要素を考慮する必要があるため、個人で異なるだけではなく状況に応じて変化させていくことも大切です。

まとめ

基本的に日本人は無リスク資産の比率が多い傾向があります。
そのため現金比率や年金などを含めた保険などの資産を多く保有している傾向があります。

その結果、日本全体での証券などのリスク資産の保有率は少ないです。

日本では投資が一般的には普及していないため、リスクアセスメントに対する理解が浅いです。

メディアでは大きく損失を出した人を取り上げる事も多いため、投資は危険であると判断する人も多いことからリスクに対する嫌悪感が強いです。

しかし、日本の通貨しかもっていない状態はカントリーリスクが高いです。
貯金の額面は変動しなくても、その価値は必ずしも一定ではなく、常に変動しています。

リスクを考える事はとても大切ですが、正しく理解し、それに応じた対応を取る事が投資では重要です。

備考

アセットは資産、アロケーションは配分を意味します。
具体的な商品の組み合わせをポートフォリオといいます。

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