SDGs(Sustainable Development Doals)は世界中の人々が暮らしやすい社会を目指すための持続可能な開発目標を国際的に決めたものです。
国際的な目標は大きく分けて17項目あり、日本では外務省がキティーちゃんやピコ太郎さんなどを起用し広報活動を行っています。
国際連合広報センターではすごろくや質問シートなどの付録も配布し広報活動をおこなっています。

持続可能な17の国際的な開発目標

SDGsの目標は多岐に渡り、大項目だけで17項目あります。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジャンダー(男女)平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- クリーンエネルギーをみんなに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられる街づくりを
- つくる・つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさを守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
上記の17の大項目の具体的な詳細が169の中項目に分かれ、さらにその詳細となる指標が232の小項目として決まっています。
詳細項目はウィキペディアに記載されています。
こちらをクリック→ ウィキペディア(持続的な開発目標)
SDGsの定義
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載されました。
2030年までにより良い世界を目指すために持続可能な国際的な目標です。
合計17のゴール(大項目)と169のターゲット(中項目)から構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
まとめ
SDGsはMDGsでの反省点を改善し、17の大項目にまとめました。
この際に下記の5項目に重点を置いての作成となっています。

SDGsの持続可能性は、会社の業績悪化や代替わりにより、継続が困難になる可能性が高いため、組織の根幹に世界を良くするという精神が必要とされています。
そのため、企業には世界が抱える問題に対する解決策として、ボランティアや寄付にとどまらないソーシャルグッドが求められています。
日本の外務省ではSDGsを推進している会社の表彰を行っています。
また、SDGsでは17という大項目がありますが、これらは相互に作用しているため、いずれかの項目の改善を目指す過程で、他の項目の問題にも直面する事もあります。
例えば衛生環境が良くない事によって、食べ物の品質が低下しているため、健康を損なってしまうなどです。
日本は比較的公衆衛生も良い環境ですが、世界全体でこれほど良い環境は少ないと思います。
これは私たちの先祖が作り上げてきた成果で、個人の力だけではこのような公衆衛生環境にする事は難しいです。
そのため、問題の解決には政府や企業、NPOをはじめとし、多くの人の協力が大切になってきます。