PREP法は文章の構成方法の一つです。
PREP(プレップ)法は結論を最初に伝え、その後に理由付けや裏付け、事例などの具体例を提示し、再度結論を示す事で他者へ伝わりやすくなると考えられています。
内容を構成する流れの頭文字を取ってPREP法と呼ばれています。
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論)
主にビジネスシーンで使われる方法で、企画のプレゼンテーション(提案や提示)などでは多く採用されています。
具体例
PREP法を使わない場合
お湯を注ぐ際には火傷の恐れがあるので注意してください。
蓋を開けて中に入った粉スープを入れ、お湯を注いで3分待ってください。
3分待ったらラーメンの完成です。
PREP法を使った場合
カップラーメンの作り方です。
蓋を開けて中に入った粉スープを入れ、お湯を注いで3分待ってください。
お湯を注ぐ際には火傷の恐れがあるので注意してください。
3分待ったらラーメンの完成です。
最初になにをするのかが認識できない状態で話を進めてしまうと、最後までなにをしているのかがわからずに、全部読んだ後にもう一度読み返してしまう事もあります。
まとめ
PREP法では最初に要点を説明します。
これは全体像を把握してから詳細に入った方が内容を認識しやすくなるためですす。
また、文章の作成や話を整理する時にも大枠の構成を決めておいた方が発信者も受信者も双方ともに理解しやすいです。
そして、この構成は要点がわかりやすくまとまる傾向にあるため、説得力も高まると考えられています。
また本やブログなどの文章でPREP法が用いられている場合は探している内容であっているのかの確認がすぐにできたり、理解している内容であれば冒頭だけ読み後は読む必要がないなどの判断ができるため、欲しい情報を短時間で探すためにも有効です。
備考
PREP法の他にもSDS法やEESC法などがあります。