バンドワゴン効果 | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

心理学

バンドワゴン効果

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バンドワゴン効果は流行に乗る心理です。

バンドワゴン効果は同調効果の一種で大多数と共通の選択をしやすい心理効果です。

そのため、みんなが持っているものを欲しくなったたり、みんながやっているからやったりするなどの集団心理が働きます。

これは大多数の人と同じ行動を取ることで手堅く正しい判断だと考える事ができ安心できるため、多く支持されている選択を重要視しやすいです。

具体例

飲食店の行列を思い浮かべていただければわかりやすいと思います。

飲食店の外まで列ができていると、並んでも食べたい人がいる人気店です。
このようなお店には入った事がなくてもおいしいと思うはずです。

タイミング良く並べないで入れそうな時に出くわしたら食べてみたくなる人は多いと思います。

反対にランチやディナーのタイミングにもかかわらず、全く人がいないお店はあまり入りたくはないと思います。

このように多数の人が求めるものは安心感があります。

まとめ

バンドワゴン効果は一定の品質が必要ですが、それを満たし一定の集客と評価を得る事ができれば行列・ネットの評価・知人の口コミなどの影響によって人が人を呼び流行となります。

これは判断を迷うような選択肢を与えられた際に周囲の評価を判断材料にする心理効果が影響しています。

基本的に人は大多数の側にいる事で安心感を得る事ができます。
(※安心と安全は異なります。)

たとえば、大多数の意見から外れる選択をする事はそれ相応の自信がなければできません。
また、自分が信じている事でも多数の人から何回も繰り返し否定されると自信もなくなってしまいます。

このように人の心理は集団から受ける影響が強いです。

以前問題となった事故で、電車の中に煙が充満していく中で、多くの人が煙がでている状況がおかしいと感じながらも、周囲がリアクションを取らない事で逃げ遅れてしまう事件がありました。

周囲に合わせる事も大切ですが、自分の意志で行動する事も重要です。

備考

バンドワゴン効果はアンダードック効果の対義語とされています。

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