クレジットヒストリー(クレヒス)はクレジットカードの利用履歴です。
クレジットカードで行った決済は過去の利用履歴として記録に残っています。
クレジットカードのデータはデジタル処理されているため記録が残しやすいです。
また、クレジットカード会社のデータ(取引履歴や支払い状況)は信用情報を取扱う機関へと共有され蓄積されていきます。
そしてこのクレジットカードの利用状況からクレジットスコアが決定され、各種ローンの審査などの評価基準となります。
国内のクレジット会社からの個人情報は主に「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「日本信用情報機構(JICC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」の三社で取扱をしています。
これらの信用情報を取扱う会社は情報を共有する仕組みが整備されているため、いずれかの機関で問題を起こした場合には然るべき処理がされています。
具体例
クレジットカード会社から集められるデータは
- 本人識別情報
- 契約内容情報
- 支払状況情報
- 割賦販売情報(分割払いに関する支払い情報など)
- 貸金支払情報(借金に関する支払いの情報など)
があり、これらの情報が信用情報を取扱う会社に集められます。
CICでは返済状況に「異動」の記載がある場合、厳重注意(ブラックリスト入り)されている可能性があります。
ブラックリストに入る基準として3ヶ月(61日)以上の支払いを滞納があります。
一度ブラックリストに入ると滞納の履歴が残りますが、履歴は支払い満了や返済完了から5年間とされ「保有期限」の項目に履歴の抹消日が記載されています。
このような個人信用情報開示請求する事で確認する事ができ
- 信用情報開示報告書
- クレジット情報
- 申込情報
- 利用記憶
等の情報を確認する事ができます。
まとめ
個人信用情報を取扱う会社とは別にクレジットカードの発行元の会社にも蓄積されるデータがあります。
クレジットカードの発行日をはじめとする細かいデータなどは信用情報を取扱う組織からなくなっても、発行元で管理されている可能性があります。
このように管理されたデータはクレジットカードの評価へとつながります。
基本的に信用が上がるような行動(期日を守るなどの基本的な要素)が多い方のほうが評価は高くなります。
例えば支払いを滞りなく行えている人は評価が高くなりますし、反対に支払い期日を過ぎる事が多いと評価が下がります。
このように蓄積されたデータから、クレジットカード会社で決められた読字の評価が一定以上になった方へインビテーションが送られる事があります。
インビテーションを受ける事でクレジットカード会社から優待を受けられる可能性もあります。