5秒ルールはやる気を出す方法です。
どうしてもやる気がでない方、三日坊主になってしまう方などに是非行っていただきたいです。
やる気を出すためにやるべき事は、単純です。
5秒数えたら行動に移すというルールを実行するだけです。
行動しようと思ったときに先延ばしにすることがあると思います。
例えば寒い日の朝、お布団からなかなか抜け出せないですよね。
そんな時は5秒ルールを実行してください。
声にだしてもいいですし、心の中で数えるだけでも大丈夫です。
行動に移せない理由
人は生き残るために様々な生存方法を遺伝的に継承してきました。
この、遺伝的に継承された中には、体力を温存させるため、即断で行動に移せない場合、行動に移さない理由を探す事も含まれています。
即断で行動に移さない時、諦め、言い訳、疑問などが脳裏に浮かんでくると思います。
このように、思考時間が長くなると、行動を抑制してしまいます。
つまり、朝お布団から抜け出せないのは生存本能です。
あたたかい布団の中にいるほうが当然活動量が少ないです。
また、現状維持をする事で、刺激も少なく、脳の活動レベルも低く抑えられます。
怠け者なわけではありません。
しかし、布団の中にいつまでもいるわけにはいきません。
ではどうするか、5秒ルールを実行しましょう。
5秒ルールのポイント
5秒ルールのポイントは、小さな目的を決め、目的を果たす事で起こるメリットを明確にする事です。
先ほどのお布団から出る目標を達成するには、
1. お布団をどかさなければいけません。
2. お布団を早く抜け出せれば時間に余裕が生まれます。
3. 時間に余裕が生まれればしっかりと準備をしてから家を出る事ができます。
4. 身だしなみを整え好感度を上げたり、早く出社して、仕事を消化するのもいいと思います。
5. 好意を寄せている方からの好感度があがったり、上司からの評価があがります。
6. 関係が良好になったり、給料が上昇する可能性があります。
毎日の積み重ねなので、すぐに効果は表れないと思います。
この日々の積み重ねを行える方は将来が明るいと思います。
そして、慣れてくると知識や直観、心が反応したら、行動に移せるようになります。
5秒ルールが有効な理由
アメリカのウディ・アレンは「始めさえすれば、八割成功したのと同じだ」と言っています。
これは行動する事で、一貫性の法則が生まれるため、自然と行動が続きます。
また、パブロフの犬のように5秒数える事をやる気スイッチにし、習慣づける事で、行動に移すのが次第に楽になっていきます。
習慣化されるまで頑張れば、あとは体が勝手に動くようになります。
5秒以内に行動を決めるというのは本能に近いです。
しかし、5秒ルールを実行し続けた方は、感情的にならずに、物事を冷静に、自分の価値観や、やりたい事を尊重しながら、行動を自由に選択できるようになっていきます。
最後になりましたが、
私たちは現状維持するようにできています。
その日の気分は選べません、しかし、思考や取る行動は常に選べます。
それを理解することができれば、明るい未来は、自然と切り開かれていきます。
ゆっくりと、確実に、5秒間ずつ
by メル・ロビンズ