自己親密行動 | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

心理学

自己親密行動

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自己親密行動は気持ちを落ち着かせるためにとる行動です。

自己親密行動は不安や緊張、悩みを抱えている場合に現れる無意識の行動です。
話している最中にこのような行動が不自然に現れたらそれはなにかしらの(会話の内容に限らず)不満がありフラストレーションが溜まっている状態かもしれません。

また、不安感が強い人は会話の中で他社に触れる事で不安を和らげようとする場合もあります。

対面のコミュニケーションではこのような無意識的な行動が相手に伝わるため、言葉以上に大きな影響がある場合もあります。

とくに日本人は言葉以外の要素から本質を見抜く傾向があります。

自己親密行動の具体例

自己親密行動は相手に伝わる事もあるためどのような行動が自己親密行動として現れているのかを確認することで、意識的に変える事ができますし、他者がどのような精神状態なのかを把握する手助けとなります。

例えば

  • 頭や体をかく
  • 自分の髪の毛・鼻・口元を触る
  • 他者に触れる

このように体に触れる行動が自己親密行動として表れやすいです。

会話中にこのような行動が見られる時は意識が他に向いている可能性が高いです。

自己親密行動のような癖が多い人は以前に悩みや不安などの自己親密行動が現れるような状態に長期間あったためにそれが癖として残ってしまった人もいます。

また、自己親密行動が多い人の中には依存心が強い人もいるため、相手への配慮が多すぎても自立する事ができなくなってしまうため注意が必要です。

このように自己親密行動にはその要因が各々あるため、その状態を見極め適切な対応を行う事が大切です。

まとめ

自己親密行動はフラストレーションが蓄積され際に行動として現れます。
この状態が続くとストレスが溜まってしまいます。

行動から見極められればコミュニケーションで円滑な人間関係を構築する助けとなります。

例えば会話している相手が自己親密行動をとっている話題を変えたり、切り上げるなどの方法を取る選択肢を行う事ができます。

このような事の積み重ねを行う事で相手との距離感が適切に取れるようになっていき、お互いに心地の良い距離感を保つことができるようになります。

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