流動性リスク(リクイディティリスク) | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

お金

流動性リスク(リクイディティリスク)

投稿日:2020年8月28日 更新日:

流動性リスクは売買が減少する事で取引が成立しなくなる事で起こるリスクです。

物の流動性が低下すると売りたい時に売れない・買いたい時に買えない可能性が高くなります。

特に問題視されるのは短期間で売却したい場合に流動性が少ない状態では購入者の要望が強く反映されてしまうため、安価な取引となりやすいです。
そのため、売却する際に不利益な取引を行わざるを得ない可能性が高くなります。

流動性リスクの具体例

流動性が低下する主な原因は「信用リスク」「需給バランスの乱れ」です。

株式市場でA社の業績が不振で純利益・配当・優待などが低下すると倒産の可能性を考慮する人がでてきます。(信用リスク)

倒産するリスクが高くなると「売りたい人は増加し、買いたい人は減少」します。(需給バランスの乱れ)

買いたい人が減少すると株価は下がり、安価でしか株を売却する事ができなくなります。(流動性リスク)

さらに株価が下がり続けると上場廃止の可能性もあります。
上場廃止となっても配当や優待はありますが、市場を通じて持ち株を売却する事が出来ないため流動性が低く、売却希望価格で売却する事は困難です。

まとめ

基本的に流動性は需要と供給の総和が多ければ流動性が高くなります。
しかし、市場の流動性ではなく、そのもの単体の需給バランスを考える事が重要です。

株式は知名度が低い銘柄や、暴落によって買い手が少ない状態の場合は流動性が低いため現金化する際に安価な状態で取引を強いられるため、不利な取引となる傾向が強いです。

また、流動性リスクは株式以外にもあります。

基本的に不動産は同一の条件の物件が少なく、市場も限られているため流動性リスクが高いです。

反対に国債や社債などは流動性が減少しても満期によって債券は回収できるため、流動性のリスクは少ないですが、国が破綻し回収できないこともあるためリスクはあります。

このように投資対象と考えられているものは全般的に流動性リスクを少なからず考慮する必要はあります。

また、日常生活でも災害などによって物資の供給が困難になる場合は流動性リスクが発生し、通常よりも高額で取引される事もあります。

近年の起きた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の際にはマスクの需要が増加し価格が高騰したのは記憶に新しいです。

関連記事

 需給バランス

アドセンス

アドセンス

-お金

執筆者:

関連記事

限界利益(貢献利益)

限界利益は売上から変動費を引いたものです。限界利益は損益計算特融の計算方法で、売上から変動費を引いて計算を行うため、基本的には売上の増加とともに増加する費用です。限界利益の計算式は  限界利益=売上高 …

投資

投資はお金を増やすためにお金を使う事で、使った分以上のお金が戻ってきます。投資の多くは不労所得だと考えられています。そのため、投資家に興味を持つ人は多く、投資に興味がある人は全体の6割(60%)程度だ …

ファイナンシャルリテラシー(金融リテラシー/マネーリテラシー)

ファイナンシャルリテラシーは金融を理解し、活用する事を意味します。生活に欠かせないファイナンシャルリテラシーですが、日本の学校教育では学ぶ機会は少ないですが、金融の情報は変化が激しいため、人・本・イン …

消費者金融(サラ金)

消費者金融は貸金業法に基づいて、一般消費者に小口融資を行う金融機関です。消費者金融に悪い印象を持っている人も多いと思いますが、法令に法った運営を行っているため、不正な行いをしているわけではありません。 …

資本主義(資本制)

資本主義は営利目的の資本によって経済が動いている環境です。資本主義は取引を行い、競争が起き、発展していくのが特徴とされています。しかし、放任するだけで経済成長が伸び続けるわけではなく、金融危機の影響な …

Google AdSense



line証券


アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ