決定麻痺 | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

心理学

決定麻痺

投稿日:

決定麻痺は選択回数が多くなるほど適切な決定が難しくなる心理効果です。

複数の選択肢から選択するためにはエネルギーを使います。

選択は朝出かける間に服を選んだり、髪型が整っているか整っていないかなどの判断も選択となります。

そのため、無意識的に選択している事も多いです。

使うエネルギーの量は選択肢によっても異なりますが、選択回数が増加すれば使うエネルギーは増加します。

エネルギーの消費量が増える一方、エネルギーを補充するためには休息が必要ですが、日中に人が休息する時間は多くはありません、そのため多くの人は夜に向かうにつれて、エネルギー不足で合理的で適切な判断を行えなくなってしまいます。

また、複雑な選択肢は選択を先延ばしにしたり、放棄してしまう事もあります。

決定麻痺による心理効果

  • 現状維持バイアス
     現状を変えるためには多くの選択を行わなければいけません。
     しかし、選択肢が多いため、例え損な状況になるとわかっていても現状の安定を求めてしまいます。
  • ジャム理論
     選択肢が多いと思考を途中であきらめてしまいます。

具体例

ジャム理論はスーパーにジャムを陳列して売れ行きを調査した実験です。

  • ジャムの種類を6種で販売
  • ジャムの種類を24種類で販売

この二つの条件を比較検証しました。

その結果、ジャムの種類が24種の場合は試食をする人が多かったですが、試食後の売れ行きは思わしくありませんでした。
その反面、6種で販売した時は試食が少ないものの、24種の時よりも売上が良かったです。
そのため、人は選択肢が多いと悩んでしまい、悩みが多いと意思決定をする事がストレスとなるため、購入を辞めてしまうという結果となりました。

まとめ

人が1日に選択肢を決定できる回数には上限があり、一日20,000~35,000回と考えられていますが、研究内容は確定的なものには至っていないようです。

また、1日の選択回数の上限は個人差による影響もある事が考えられます。

いずれにしても、選択を繰り返し行う事で疲労が蓄積され正しい判断ができなくなってしまうため、選択肢を減らす事も重要な要因であると考えられています。

特にインターネットの普及によって多くの情報が入る様になったため、選択回数も増加傾向にあります。

そのため、情報を厳選する事は大切です。

海外で活躍している人の中には選択肢を減らすために、毎日同じ服装をしている人もいます。
選択肢を減らす事でその選択にかかる時間もなくなります。
エネルギーと時間の2つを同時得る事ができるため、選択肢を減らす事は人生において重要な要素の1つとなっているのかもしれません。

関連記事

 現状維持バイアス
 ジャム理論

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

ザイガニック効果(ツァイガルニク効果)

ザイガニック効果は途中の状態が気になる心理です。ザイガニック効果は目標を達成できなかったり、中断している事についての印象が強く残るの心理で、目標に向かっている間は鮮明に記憶に残ります。特に進度が進むに …

ホーソン効果

ホーソン効果は期待されることで行動の変化を起こす現象です。一般的に他者は興味や関心を持つと、同時に期待を寄せる傾向があります。そして、期待を寄せられるとその気持ちに応えようとする心理(教師期待効果)が …

ジャム理論(ジャムの法則)

ジャム理論は選択肢が多くなると選択を決定する事をあきらめてしまう事を証明した実験です。ジャム理論では多数の選択肢と、少数の選択肢を提示した際の意志決定に与える影響を調べる実験です。ジャム理論の検証実験 …

一貫性の法則(一貫性の原理)

一貫性の法則は、自分の行動や発言、態度など、最初から最後まで矛盾がない状態でありたいという心理傾向です。「一度始めれたら最後までやりたい」「途中で投げ出すのは良くない」などの心理です。誠実性や虚栄感、 …

エンハンシング効果

エンハンシング効果は賞賛されるとやる気がでる心理現象です。人は承認欲求と言われる認めてもらいたい心理があり、賞賛されることでこの承認欲求が満たされモチベーションが上がります。そして、その賞賛された経験 …

Google AdSense



line証券


アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ