正常性バイアス(恒常性バイアス/正常化の偏見) | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

心理学

正常性バイアス(恒常性バイアス/正常化の偏見)

投稿日:

正常性バイアスは自分にとって都合の悪い事を過小評価する心理です。

認めなくない事などは突き詰めて考える事を放棄したりします。
そして、その結果がどうなるのかを考慮する事をやめ、結果による被害を過小評価します。
このように外部的な刺激に対しての反応を抑制する事で、精神的な安定がもたらされ、冷静でいられます。

しかし、認識を緩くする事は結果への判断も誤りやすく、想像以上に重要な誤りにつながる場合もあります。

具体例

火災事故で度々みられる現象で、多くの乗客がいる社内で煙が充満し、口や鼻などを抑え危ないとは思いつつも、座席に座ったままでいることがあります。
そして、煙が充満していき、次第に視界も悪くなっていきます。
ここまで来て初めて逃げないと命が危ないと動くのですが、逃げるが遅すぎてしまいます。
脅威からの距離感を誤ってしまい、本来はすぐそこにある脅威が、目前まできて手遅れになったあとで、脅威はすぐそこにあったと気づく例です。
残念ながら逃げ遅れ多くの犠牲者がでてしまいました。

これは正常性バイアスの影響で問題点に気付いていても、それを問題視しなかった心理が大きいですが、中には周りが逃げないから大丈夫という集団同調バイアスという心理の影響で犠牲になった方もいると思います。

正常性バイアスの対応策

正常性バイアスの対応策として問題をしっかり見つめる事が重要です。
そして、問題を過小評価する心理は誰にでもある心理傾向という認識をすることです。
また、危機管理意識をしっかりするために、論理的な防衛ラインの選定をしっかり行う事が重要です。
いずれも、事前にしっかりとした判断を行えるように備える事が重要です。

まとめ

正常性バイアスは日常にも多くあります。
災害や病気など、不安に思いながらも手遅れになるまで気が付かない。
そんな状況は耳にする機会もあると思います。

病気で一番手遅れになりやすいのが癌(がん)です。
体に異常がでていても大丈夫と思い、気づかないふりを続けます。
そして、なにかの検査の際に引っ掛かり手遅れ。

こならないようにしっかりとした認識を持ち、都合の悪い事ともしっかりと向き合う姿勢が重要です。

備考

正常性バイアスの対義語として認知バイアスがあります。

正常性バイアスは都合の悪い事を過小評価し、都合の悪い事を見ないようにする心理です。
認知バイアスは都合の良い事を過大評価し、都合の良い事しか見ようようにする心理です。

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

類似性の法則

類似性の法則は共通点が多い人に好感を抱く心理です。類は友を呼ぶというように、共通点が多い人は自然と集まります。これは共通点が多い人に親近感を抱きやすいためで、共通点が多ければ多いほど、より好感度は上が …

損失回避性(損失回避の法則/プロスペクト理論)

損失回避性は、利益から得られる満足感よりも、損失による不満感を大きく評価する心理です。つまり、損をしたくないという感情が強いという事です。人は失う事に対して強い嫌悪感を示します。これは生き残るために遺 …

反報性の原理(返報性の法則)

返報性(へんぽうせい)の原理は頂いたものは返したいと思う心理です。返報性の法則は人が本能的に持っている心理ですし、日本人は「恩を受けたら返しなさい」と教育された方が多いと思います。そのため、好意を受け …

ピーク・エンドの法則

ピーク・エンドの法則は一連の中のピークとエンドが与える印象が全体の印象に大きな影響を与える心理です。ピークは一番感情が揺さぶられた時で、エンドは一連の終わりです。過去の経験を思い出す時に、一番感情が動 …

熟知性の原則

熟知性の原則は相手の事を知れば知るほど好きになるものです。人は知らないものに対して恐怖や敵意がわきます。そのため、他者を知る事でその恐怖や敵意が払拭(ふっしょく)されていきます。 ジョハリの窓で知られ …

Google AdSense



アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ