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アウトブレイク(感染爆発/感染症集団発生)

投稿日:2020年2月15日 更新日:

アウトブレイク(感染爆発/感染症集団発生)とは

概要

アウトブレイクは特定の地域や集団内で予想以上の感染症が一定期間発生する現象です。

アウトブレイク(outbreak)は病気の感染症の突発的発生で感染範囲が限定されたエリアで収まり特定の期間で収束する感染症です。

院内感染などの限られた範囲で爆発的に感染者が増加する際に用いられる言葉です。

感染爆発(アウトブレイク)が疑われる際には被害の早期収束及び再発防止に努める必要があり、正しく迅速な対応ができない場合は外部に感染が拡大しパンデミック(汎発流行) とってしまい食い止める事が難しくなってしまうので、初期の対応はとても重要です。

しかし、感染症には潜伏期間が長いものもあるため、例え完璧な対応をしても完全に防ぎきる事は難しいと考えられている事から、早期収束を目指しても実際に収束させる事が難しい事例も多いです。

アウトブレイクが疑われる状況

日本の厚生労働省における定義は「一定期間内に同一病棟や同一医療機関といった一定の場所で発生した院内感染の集積が通常よりも高い状態のことであること」とされてる事からも、院内感染のような免疫力が低下した人が多く集まている施設では特に注意が必要だと思います。

アウトブレイクが実際に疑われる状況としては

  • 関連する感染症が複数件発生している状態
  • 同一感染症の発生件数が通常よりも増加している状態
  • 通常発生しない感染が地域や集団で発生している状態

このような状況になると個人が感染しているだけではなく、実際に検査で陽性反応(発症)がでていると確認されていない人でも感染している可能性が高いと言えます。

対応の仕方

感染症のアウトブレイクは「一定の期間内 (time) に特定の地域 (place)、特定の集団 (person) で予想されるより多く感染症が発生する」と言われている事からも、予想を超えて感染が拡大しているため対応は難しいです。

しかし、できるだけの対応をしなければ更に被害は拡大してしまうので、見過ごす事もできません。

具体的な対応としては

  • 具体的な情報を集め(感染経路、感染源等)、その対策(隔離等)を決めます。
  • 未発見の同一感染者(発症者や潜伏期間中の感染者など)の捜索をします。
    ※スーパースプレッダーのような特異体質は特に注意が必要です。
  • 感染者の治療と共に、隔離を行います。
  • 感染場所の消毒を行います。
  • 感染者と接触の可能性を考慮した対策(うがい、手洗い、マスク等)を行います。

これらの対応は感染が広がる中で行われるため、実際に行う人には大きな負担となり、それによって体力が減ると免疫力も低下するため注意が必要です。

また、感染の規模に応じて対応方法や名称も異なります。
感染経路によっても対応方法が異なります。

  • エンデミック(地域流行):endemic
    • 特定の狭い地域の限定されたエリアで感染者が比較的少なく感染の拡大スピードも遅い状態です。
      ※簡単に言うと小規模で限られた範囲での少数の感染者が見られます。
  • エピデミック(流行):epidemic
    • 特定のコミュニティや地域で一時的に感染の規模が拡大している状態です。
      ※簡単に言うと小規模な限られた範囲で感染者が多い状態
  • アウトブレイク(感染爆発/感染症集団発生)
    • 特定のコミュニティや地域で感染症が爆発的に増加し、感染の拡大が急激に起きている状態です。
      ※簡単に言うと限られた範囲での大多数が感染してる状態
  • パンデミック(汎発流行):pandemic
    • 国境や大陸を超えて感染範囲が広まり世界中に感染者が多く、感染が世界的に流行している状態です。
      ※世界規模で感染が広まる事から世界的流行や世界流行とも呼ばれています。

公衆衛生上重要な感染症(新興感染症など本来あってはならない感染症)が発生するなど、被害の規模が大きくなると公共機関や政府が主導になって対策を行う傾向が強いです。

まとめ

近年の目覚ましい経済成長の成果として、交通網の発展によって個人が短時間で長距離を移動する事が増加しました。

メリットがあれば当然デメリットもあり、一部の地域で発症した感染症が世界各国へ被害を拡大させてしまい世界的に大きなパンデミック(汎発流行) となる事もあります。
※海外から外来種の生物が貨物などに潜り込んでしまい、本来の生息地から離れた環境まで生息域を広めてしまい、元々の生態系を破壊する事もあります。

そのため、アウトブレイクの段階で適切で迅速な対応を怠る事でその後に大きな被害をもたらす可能性があります。

本来の用法用量を守らず、薬剤耐性菌と変化し猛威を振るった事例もあるため、人的ミス(誤った知識や対応)を減らす事も重要です。
しかし、正しい薬剤の摂取量でも、薬剤耐性菌へと進化する事もあるため、薬の研究も日々進化を続けています。

また、病気には発生経路が不明なまま収束する事例もあり、公衆衛生や保健、医療などの水準を高くすることが感染症への抑止となります。

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