割れ窓理論 | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

心理学

割れ窓理論

投稿日:

割れ窓理論は始めの些細な犯罪が後に大きな犯罪へと繋がる例です。

割れ窓理論はバタフライ効果の様に、最初の些細な切っ掛けが後の大きな犯罪への布石となってしまうモデルケースで、軽微な犯罪でも徹底的に取り締まる事が凶悪犯罪を含めた犯罪の抑止になるとされています。

  1. 割れた窓を放置すると管理していないと周知されます。
  2. 管理されていないためゴミの不法投棄などが増えます。
  3. ゴミが増えると人が近寄らなくなります。
  4. 人が近寄らないと軽犯罪の犯行場所となりやすくなります。
  5. 軽犯罪が増加すると治安が悪くなります。
  6. 治安が悪いと人が近づきにくくなります。
  7. 治安が悪いと大きな犯罪も起きるようになります。

上記のように最初は小さなきっかけから始まり、やがて凶悪犯罪につながる可能性が高いです。
つまり、軽微な犯罪を取り締まる事で治安がいい環境になる事が提唱されています。

具体例

海外ではこの理論が取り入れられ、軽微な犯罪を取り締まる事によって、凶悪犯罪の減少が確認されています。

軽犯罪取り締まるためには警官などの巡回も必然的に増加します。
そのため、犯罪の抑止力にもなります。

実際に取り締まる軽微な犯罪は、壁の落書き、ゴミのポイ捨てなども含まれるため、公衆衛生もよくなりました。

このように、多くのメリットが重なり住み良い街となる事で、住民が増加した町もあります。

まとめ

人は責任が少ないほど大胆な行動を取る傾向があります。
そのため、責任が明確化されてしまう環境では堅実な態度を取ることが多くなります。

また、犯罪が少ない環境では、軽犯罪でも社会から受ける影響が大きくなりがちです。

ここまでの内容では割れ窓理論は問題がない理論であるように思えますが、反対意見もあります。
実験を行った都市の秩序が良くなりましたが、実験を行わなかった都市も秩序が良くなったことから、割れ窓理論により成果ではない。とする意見もあります。

備考

割れ窓理論は心理学者のジュージ・ケリングが提唱しました。
破れ窓理論、ブロークウインドーズ理論などと呼ばれることもあります。

関連記事

バタフライ効果(バタフライエフェクト)

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

単純接触効果(ザイアンスの法則)

単純接触効果は接触回数が増加するほど好感度が増加する現象です。最初は好感がなくても、接触回数(見たり聞いたり触れたり)が増加することで、その頻度に比例して好感が強くなり評価が高まっていきます。これは人 …

反報性の原理(返報性の法則)

返報性(へんぽうせい)の原理は頂いたものは返したいと思う心理です。返報性の法則は人が本能的に持っている心理ですし、日本人は「恩を受けたら返しなさい」と教育された方が多いと思います。そのため、好意を受け …

愛されたい症候群

愛されたい症候群は他者から愛されたいという要求が強い状態です。愛されたいと思う感情は多くの方が持っている基本的な欲求です。しかし、愛されたい気持ちが強く出すぎてしまうと問題がでてきてしまいます。特に問 …

パーキンソンの法則

パーキンソンの法則は余裕があるとそれを使い切ってしまう心理です。第1法則と第2法則に分類されていますが、どちらも与えられた分を使い切ってしまうという点は同じです。 第1の法則について 期限が決められて …

ナルシスト(自己愛性パーソナリティ障害)

ナルシストは自己愛性パーソナリティ障害を持った患者です。ナルシストは異様に自分が大好きで、自分の能力に対して根拠のない自信を持つ傾向があります。 パーソナリティ機能が欠落しているため、コミュニケーショ …

Google AdSense



アマゾン


外部リンク


もしよろしければ
応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

あむぶろ 学校では教えてくれない事 - にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ