保有効果(授かり効果) | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

心理学

保有効果(授かり効果)

投稿日:2020年1月14日 更新日:

保有効果は自分が所有しているものは価値が高いと思う心理です。

特に保有している期間が長い場合は高い価値を感じて手放したくないという気持ちが強くなります。
そのため、客観的に判断した価値との差が大きくなります。
これには下記の様な複数の心理効果が作用しています。

上記の心理効果は気持ちによる側面が強いため、当てはまらない心理や、強く共感できる心理があると思います。
また、その場面によって強くでる心理効果が変わることもあります。

具体例

新車で購入した300万円の車があります。
10年乗っており、買取査定は相場よりも高い20万円でした。
平均買取額は18万円なので、約1割も高い買取査定です。

280万円の下落ですので、年間平均28万円価値が下がっている計算になります。
そのため、多くの方はこの買取価格は安いと感じると思います。
しかし、この買取価格は相場よりも高いので、実際の相場と保有効果による心理的な差がでます。

対応策

保有効果は誰にでも起こる可能性がある心理です。
自分の視点だけではなく、客観的な視点を考える事が重要です。

所有しているとそれに対して何かしらの犠牲を払っています。
そのため、本当に必要としているものなのかを見極める事が重要です。

また、基本的に所有しているものは価値が減っていくという事を忘れてはいけません。
持っていて価値が上がるものはほとんどなく、基本的には消耗していきます。
価値が上がるものは資産なので、しっかりと見極めてください。

どうしても手放せない場合は、目の届かないところで管理してみてください。
時間がたちその存在を忘れた時が手放すタイミングです。

まとめ

欲しいと思っているものを手にした時にその価値以上の喜びがあるように、手放す時もその価値以上の喪失感を与えます。
それが長く愛用しているものであればあるほど、喪失感は大きいです。
しかし、その愛着は個人的な感情ですので他者に伝わることは稀です。

この矛盾を防ぐ方法は、資産的価値があるものを保有する事です。
資産価値があるものは価値が上がります。

そのため実際の価値と感情による価値の双方が上昇するため、手放す際の喪失感を軽減する事ができます。
また、本当に大切なものは手放さないという選択もできます。

恋愛においては素敵な恋人を見つけ、お互いに成長し価値を高めあえるような方と過ごす事ができれば一番良いです。
一緒に過ごす時間が長くなれば保有効果の影響でお互いをより大切に思うはずです。

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