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フェルミのパラドックス

投稿日:2020年12月2日 更新日:

フェルミのパラドックスは地球外の知的生命体が存在している可能性の高さに対して、人類が未だに認識できていない矛盾の事です。

この矛盾点を解決しようと様々な推論がされていますが、未だに解明はされていません。

その反面、研究が進み宇宙についての情報が日々解明されていく中でも、未だに人類のような知的生命体を発見できないのは不可思議であるという認識が深まる一方です。

知的生命体が存在する可能性

私たちの存在する地球のような惑星は宇宙には無数に存在し、その数は400億程度だと考えられています。

そして、宇宙はとても広いだけではなく、その規模は日々拡大しています。

そのため、私たちの認識では大きい地球でも、宇宙規模で考えてしまうと凄く小さいです。

名称大きさ備考比喩的比較
地球直径 約12,742km砂粒
約0.01mm
太陽直径 約1,392,700km地球の約100倍
約1mm
天の川銀河直径 約105,700光年地球の約100兆倍サッカーコート
約100m
宇宙直径 約30,000,000,000光年滑走路
約3km

 ※1光年≒10兆(100,000,000,000,000)km

宇宙の広さを滑走路程度の広さと仮定する場合、そのエリアの砂粒で私たちは暮らしています。

これだけ広い空間の中で知的生命体が存在する条件が揃っているのは地球だけだであると考えるのは直観的に不自然に思います。

そして、知的生命体が存在すると考える理由は宇宙の大きさだけではなく、その歴史から考えても知的生命体が人類の他にいないのは不自然です。

  • 宇宙ができて約138億年
  • 地球ができて約45億年
  • 生命が生まれて約40億年
  • 人類が生まれて数百万年

人類が誕生してから数百万年しかたっていません。
その過程では多くの生命が存在したはずです。

そのため、地球と似た環境の天体ならば、生命が存在しても不思議はないはずです。
むしろ、地球と似た環境の天体は400億程度存在するため、そのいずれにも存在しない方が不自然です。

他の知的生命体を発見できない理由

宇宙に他の生命がいるのに出会えていない理由がいくつか考えられています。
しかし、これらはいずれも確証はありません。

  • 政府の隠蔽
    政府によってその存在が隠蔽されている可能性
    しかし、宇宙人を発見できるのは国家などの一部である可能性は少なく、宇宙空間を移動し大気圏に入るような機体は大規模なエリアで同時多発的に観測されるはずです。
  • 高次元の存在
    私たちは5感で周囲の状況を判断していますが、これらの感覚のいずれにも検知されないような高度な技術を持っている可能性があります。
    このような存在は私たちのような存在に関心はなく、コミュニケーションを取る気も起きないのかもしれません。
  • 動物園仮説
    高次元の存在によって、私たちが観察保護され他の生命から隔離されているか可能性があり、それは動物園のような特定のエリアを自由に活動できるような状況なのかもしれません。
  • グレートフィルター
    人類がどこかの過程で他の生命体には乗り越える事のできなかった大きな壁を乗り越えた可能性があり、その壁を乗り越えられるのは確率が非常に少ない可能性、また、これから先にグレートフィルターが存在し、人類が消滅する可能性。
  • 水槽の脳(水槽脳仮説)
    私たちは水槽の中にある脳で、電気信号によって全て管理され、その電気信号を管理する容量が決まっているため、他の生命を存在させるだけの技術はない可能性があります。

これらの考察はごく一部で、この他にも多くの考察があります。

まとめ

人類のような知的生命体が他に存在しないのは不自然ですが、そこには何かしらの理由があるはずです。

私たちは地球という小規模な限られたエリアから出る事がやっとできるようになったばかりです。

例えるなら、部屋のドアを開けて一歩踏み出した状態です。
家を出て海や山までいくと、そこから見える景色は全く異なったものとなるはずですし、その過程で他の生命体とすれ違い可能性も高いです。

フェルミのパラドックスを解決するだけでの根拠は判明していませんが、近いうちに技術的特異点(シンギュラリティ)を迎える事で、超知能をもつ存在が生まれ、フェルミのパラドックスが解明される可能性も高いです。

しかし、私たちのような知的生命体が存在する事ができるのは宇宙規模で考えても奇跡的な事で、人類は宇宙規模でも最も優れた知能を持っている可能性もあります。

そして、現在私たちは文明を滅ぼすことのできる技術を既に手にしています。

仮にこの力が暴走したり、争いによって地球を滅ぼすという選択肢を取るような人が現れ、自滅の道をたどってしまう可能性もありますが、これは避けなくてはいけません。

そのため、現在最も脅威と考えられている人工知能(AI)にも一定のルールを定める必要があると主張する人も多いです。

私たちの暮らす地球ですら、未だにわからない事が多い状況で、更に広い宇宙についての情報が解明されるにはまだまだ時間がかかるのかもしれません。

備考

フェルミのパラドックスは物理学者のエンリコ・フェルミが指摘したものです。

関連記事

 グレートフィルター
 動物園仮説
 水槽の脳(水槽脳仮説)
 技術的特異点(シンギュラリティ)
 超知能


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