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ニコチン依存症(煙草依存症)

投稿日:2020年8月5日 更新日:

ニコチン依存症は依存症の一種でニコチンに依存している病気です。

ニコチンは喫煙をすることで体内に吸収され脳に幸福感を与えるます。
この幸福感がやめられずに依存してしまう人がニコチン依存症です。

ニコチン依存症になると体がニコチンを求めるようになり、血中のニコチン濃度が一定以下になると離脱症状として強いストレスを感じるようになります。

近年は喫煙による身体への悪影響が周知が広がり、喫煙できる環境が大幅に減少しているため、喫煙者の半分(2人に1人)は喫煙をやめたいと思っています。

しかし、喫煙者のうちの7割はニコチン依存症のため喫煙をやめる事は困難です。

ニコチン依存症を克服する事は薬物依存症を克服する事と同じくらい困難(半年以上の禁煙成功率は6%程度)だと考えられています。

喫煙による悪影響

  • 煙草一本で約15分間寿命が短くなると考えられています。
  • 肺がんリスクが4.7倍になると考えられています。
  • 肌への影響も大きくシミやシワが増え老化が促進されるといわれています。
  • 受動喫煙による肺がんリスクは1.3倍になる考えられています。
  • 心筋梗塞・狭心症・脳卒中・肺疾患・糖尿病・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの発病リスクが高くなると言われています。
  • 喫煙者と非喫煙者ではIQが3違うと考えられています。

ニコチン中毒を克服するための方法

ニコチン依存症は身体的依存と精神的依存があり、離脱症状がでるため克服することが難しいです。

ニコチン依存症は病気として扱われているため、一定の条件を満たすことで健康保険で禁煙治療を受ける事が出来ます。

また、ニコチンによる身体的依存は禁煙補助薬(ドラッグストアなどでも購入可能)などでニコチンの離脱症状を軽減する事ができます。

煙草を吸わないと落ち着かない精神的依存は行動パターンの変更(特定の行動から喫煙までがルーティーンとなっている場合は特定の行動を辞める)をすることで喫煙の頻度を減らす事ができます。

喫煙の動作が癖になっている場合は代償行動(喫煙したいときに飴をなめるガムを食べるなど)を行う事で癖を変える事で禁煙の頻度を減らす事ができます。

また、環境の変更(灰皿の撤去、販売しているお店に近づかないなど)をすることで喫煙の頻度を減らす事ができ、依存から抜けた後の再発防止にも役立ちます。

ニコチン依存症は2週間程度ニコチンを摂取しなければ抜け出すことができると考えられています。

まとめ

煙草の煙には200種類以上の有害物質が含まれ、その中には50種類以上の発癌(はつがん)物質も含まれています。

しかし、喫煙を始める人の多くは親や友人に勧められたり、TV(テレビ)や映画などによる影響が多く、有害であるという認識があってもその深刻さを理解している人は少ないです。

また、煙草を販売している店舗は多く、喫煙者も多いため煙草を始める敷居が低いのも喫煙を後押ししています。

近年は煙草が人体に与える悪影響が問題視され、喫煙場所の大幅減少が進んでいますが、それでもニコチン依存症の人はなかなか煙草を辞められないようです。

そのため、真夏の炎天下でも煙草を吸うためだけに暑い喫煙所に向かう人もいますが、非喫煙者からは異常行動に映ります。
そのため、自分ではいつでも煙草を辞められると考えていても周囲からは依存症と思われている可能性が高いです。

喫煙をするリスクは非常に高いですが、煙草は嗜好品です。
周囲への悪影響を考慮してルールとマナーを守った方法で使用していれば周囲から咎められる事もありません。

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