センターピン理論は影響力の大きいものに狙い効率よく成果をだす理論です。
物事の要点を見極める事で効率的に大きな効果や成果が得られのが特徴で、ボーリングのセンターピンをたとえて提唱されているものです。
ボーリングでストライクを出すにはセンターピンを倒す必要があります。
そして、ストライクにならずともセンターピンを倒せれば多数のピンが倒れます。
ボーリングのようにセンターピンを目視できるものはわかりやすいです。
しかし、目印のついていないものはセンターピンがわかりにくいため、狙いを定める事が難しいです。
具体例
会社で自分の意見を通したいとき、その中で一番影響力の強い方は基本的に社長かと思います。
しかし、センターピンは社長ではなく、直属の上司かもしれません。
直属の上司が自分の意見を反映させてくれる可能性はあります、しかし、社長に直接意見を持っていってもなかなか反映されることは難しいと思います。
会社という限られた組織でも誰なのか明確にわからない中、会社の外では誰と誰がつながっているのかもわからない状況で、目的への影響が一番大きいものを見極めることは難しいです。
企業ではこの効果を利用しようと、インフルエンーサ(有名人等)による販売促進活動が繰り広げられています。
若者が真似したがる有名人(センターピン)に広告塔になってもらうことで、若者(後ろのピン)への販売が活性化されます。
まとめ
要点を見定める事は難しいです。
なにを目指すのかで要点は異なる事が多いため、一概には断定できないためですう。
そのため、要点を抑えるには経験や知識が必要になることが多く、それらを総合的に判断する能力(水平思考、批判的思考、論理的思考など)が必要になりますす。
その結果、的から大きく外れる事はへりますし、外れそうな時は違和感を感じるようになります。
それでも的に当たらない事はありますが、知識や経験がない時よりは格段に成果を残せるはずです。