セルフ・ネグレクト(自己放任) | あむぶろ 学校では教えてくれないこと

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セルフ・ネグレクト(自己放任)

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セルフ・ネグレクトは自身の生活を放任する事で心身の安全や健康が脅かされます。

セルフ・ネグレクトはなにもする気力がなくなり、生活を維持する事ができなくなり、生活環境や栄養状況が悪化してもそれを改善しない状態です。

セルフ・ネグレクトになると生活環境が徐々に悪化していきますが、一人で改善する事は難しく、そのまま生活環境が悪化し続けると劣悪な衛生環境となってしまいます。
そして、最悪の場合は「ゴミ屋敷で孤独死」となってしまいます。

セルフ・ネグレクトの具体例

セルフ・ネグレクトは「物が捨てられない」「だらしない」などの性格ではなく、精神的・肉体的な影響によって自分の生活が満足にできない状況です。
そのため、生活環境を整える能力が低い人がゴミを貯めてしまうなどは該当しません。

セルフ・ネグレクトになると日常的に行っていたことを行わなくなってしまい、生活に問題が起こるような生活環境になります。

  • 社会的な活動を行わなくなる
     仕事に行かなくなる
  • 衛生環境を気にしなくなる
     お風呂に入らなくなる
     ゴミを捨てなくなる
  • コミュニケーションを行わなくなる
     友人からの誘いを断る
     人付き合いが嫌い
  • 病気を放置する
     通院や服薬を中断・拒否する

セルフネグレクトになりやすい人

セルフ・ネグレクトは年齢や性別に関係なく起こり、若者や高齢者など世代を問いません。

セルフネグレクトは配偶者や家族の死、恋人との別れ、人間関係による原因のほかに、離婚や失業などの環境的な変化、脳障害などの身体的原因によって過度なストレスが溜まりセルフネグレクトになる事が多いです。

また、セルフ・ネグレクトになりやすい環境は孤立しやすい環境です。
そのため、セルフ・ネグレクトにならないようにするためには、孤立しないように注意する事が重要です。

  • 一人暮らし
     他者からの干渉が減るため、生活環境が乱れやすく、りコミュニケーションも減りやすいので注意が必要です。
  • 人付き合いが嫌い
     人付き合いが嫌いな人はコミュニケーションを取る機会をなるべく減らそうとします。
     そのため、困った時に相談できる相手も限られてしまうため、精神的負担が大きくなりやすいので注意が必要です。
  • 近所に家族・友人・恋人などがいない
     大人になると自立した生活をするようになるため、学生時代の様に遊べるような環境の人は少ないと思います。
     地元から離れ遠方の知らない土地で働く人もいると思います。
     このような人は頼れる人が身近にいないため、一人で問題を抱え込んでしまう可能性が高いので注意が必要です。
  • 30~40代の人
     就職氷河期の非正規社員の割合が多いです。
     そのため、非正規で収入も少ないため、自尊心が低かったり、職場での付き合いが少ない人が多いため注意が必要です。
  • 持病がある
     精神疾患や脳疾患などの病気や、薬の副作用などによって記憶力や判断能力が低下しているため、生活環境に配慮する事が難しい人も多いため注意が必要です。

セルフ・ネグレクトから一人で立ち直るのは困難です。
セルフ・ネグレクトから立ち直る人は、それまでの人生で構築した人間関係によって救われる人が多いため、どのような関係を形成できていたかが明暗を分ける事も多いです。

まとめ

セルフ・ネグレクトは生活を維持するために必要であることを投げ出してしまうため、住居はゴミ屋敷のようになってしまうことも多いです。
そして、そのようになった家屋は周囲の人は不安視する事が多く、地方自治体が動く事もあります。

環境が良くないエリアがある場合は割れ窓理論によって、その周辺の治安が悪くなる可能性があるため、ゴミが溜まっている場所を放置する事は周囲の公衆衛生へも影響を与えるため、早い段階で環境を改善する必要があります。

このように、重症化したセルフ・ネグレクトは自分への影響に留まらず、大きな影響を与えます。

しかし、セルフ・ネグレクトはなりたくてなるわけではありません。

その背景には、それまでの生活で孤立してしまうような背景があるため、そうならないように信頼できる人を見つける事は大切です。

備考

精神的に健全な状態でも自らの意志でセルフネグレクトと同じような環境に身を置く人もいます。
そのような人はセルフ・ネグレクトからは除外して考えられていますが、線引きが難しいです。

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