ステルスマーケティング(ステマ) | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

お金

ステルスマーケティング(ステマ)

投稿日:2020年1月23日 更新日:

ステルスマーケティング(ステマ)とは

概要

ステルスマーケティングは販売促進活動だと気付かれない様に広告を流す事です。

ステマという言葉の知名度はまだ低いと思いますが、この手法は昔からありサクラやヤラセのような聞きなれた言葉には嫌悪感を抱く人が多いと思います。

ステマも概要は同じですが言い方が異なるため比較的嫌悪感が薄いと思います。

基本的に販売元からの直接的な情報よりも、購入者などの第三者からの情報を信用しやすい心理(ウィンザー効果)を利用しているのがステマと言われる手法で、実際には利害関係がある人が宣伝をしているのですが、利害関係がない人からの情報であるかのように取り繕って(偽ったり誇張したりしています)消費者を騙しています。

海外(欧州連合やアメリカ合衆国など)では、広告の表記がない宣伝行為は法律で禁止されていますが、日本では明確に違法だとされていないため未だに多くの企業がステマを行っています。

芸能人やインフルエンサーを起用してステマを行っている事がニュースなどでも度々取り上げられ、問題視される事がありますが未だに法整備はされていません。

具体例

ステマは大小さまざまな規模で行われますが、一般消費者が目にする事が多いのはネットショップでのステマがイメージしやすいと思います。

近年はインターネットの普及によってネットショップが広く認知されるように多くのユーザーが商品を購入する環境に変化しつつあります。

大半のネットショップでは購入者からの評価を投稿する欄があることが多く、そこにはいい評価も悪い評価も掲載されているはずです。

しかし、販売元からの情報操作によって偽りの情報が流されている事があります。

具体的には
最も良い評価の件数がが一番多いのに、次に評価の件数が多いのは最も悪い評価である評価欄を目にした事がある人も多いと思いますが、このように180度違う評価に極端に分かれる事は通常はありません。

そのため、このような評価欄を見ると評価の信用問題が浮上してしまい「問題のある商品なのではないか?」という感情から購入を躊躇う人や購入をやめる人が多いと思います。

そのため、多くの人はネットショップで商品を購入する際には評価を作為的に上げていないかをチェックするようにしている人が多いと思います。

このような事が繰り返し行われていると業界には悪評が立ってしまい利用者の減少に繋がったり、購入者からの疑いの目が強くなり市場が維持できなくなってしまうため、モラルの観点だけではなく同業者からも非難されます。
※「やらせ」などの行為は発覚すると消費者団体からモラルの観点から非難を受けて大きな騒ぎとなる事もあります。

まとめ

インターネットの復旧で情報伝達速度が速くなったため、宣伝業務に特化してる広告代理店や大規模な企業は通常の広告(看板やCM)とステマを併用して大きな組織を編成し豊富な人員を使ってマスメディアなどで上手に広報をしています。
※人気ユーチューバーは「企業案件」と言われるような仕事をしている事も多く、商品の宣伝をする事で企業から広告費用として収入を得ている事も多いです。

特に資本が大きい大企業はTVや動画再生の間のCMなどで大々的に宣伝しているのを良く目にします。

更に、実際に放送されている番組内でも自社製品の宣伝していたりもします。
※車両・日用品・飲食物などのロゴが番組内で映り込むシーンが最近は多いです。

しかし、事業規模が小さな企業や新規で起業したばかりの企業は認知度が低いため悪質なステマ(詐欺まがい)をする企業が比較的多く見受けられます。
※特許侵害や粗悪品を取り扱っている企業もあります。

ステマを行う事で短期的な収益は伸びやすいため、知名度が低い企業の場合は非合法な集客のやり方をしてもリターンに対してのリスクが小さい傾向があるので、社会的な制裁を受けても利益が期待できる場合も多いようです。

このような行為は長期的にみると社会的にも大きな損になりますが、自分のお財布だけ潤えば良いという身勝手な考えをしているようです。

また、悪質で法律に違反する事例もあり、犯罪として大きく取り上げっられてしまう事もあるので巻き込まれないように注意が必要です。

特に、身近なところではTwitter(ツイッター)のリツイートをするだけでも共犯となってしまうため、少しでも怪しいと感じたら関わらないようにしましょう。
※社会をあまりしらない学生が騙されて共犯になる事はニュースでも取り上げられる事が多いです。

備考

ステルスマーケティングはステマやアンダーカバーマーケティングとも言われます。

関連記事

アドセンス

アドセンス

-お金

執筆者:

関連記事

リスクオン

リスクオンとは 概要 リスクオンはリスクを好んで取る事です。通常はリスクが増加する事でリターンも増加します。つまり、リスクとリターンが比例するため、リスクを増やす事でハイリスクハイリターンとなります。 …

就業規則

就業規則は会社が労働基準法に基づいて作成される会社のルールです。会社の規模が大きくなるにつれて従業員も増加します。しかし、従業員がそれぞれ自分のルールで行動していては秩序が保てません。そのため会社では …

金銭忌避

金銭忌避はお金があると不幸になるという考えです。マネースクリプトの診断で金銭忌避に分類される人はお金が悪であるという認識が強い人で金銭崇拝とはほぼ対局の考えです。「高所得者は悪人、人をだましてお金を搾 …

金利(利息/利子)

金利は借金に対しての追加費用です。お金の貸し借りを行う際には、貸す側は返ってこない可能性が有る事ため、見返りがなければお金を貸すメリットがありません。そのため、基本的にはお金を借りる際には元本に追加し …

内部者取引(インサイダー取引)

内部者取引(インサイダー取引) 概要 インサイダー取引は一般の投資家が知らない情報を利用し利益を上げる事です。上場企業の会社関係者等(特に職務内容が内部の情報と密接にかかわっている人や地位が高い人など …

Google AdSense



管理人


あむぶろ
管理人情報


名前:

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2-1.png鈴木 歩(すずき あゆむ)

自己紹介:

日本の未来を支える若者を応援したいので
「有料情報よりも価値がある情報を無料で
提供する」事を目指しています。


ブログについて:

当ブログでは生活をするためには大切でも
学校では教えもらえない事をメインに
取り扱っています。
知識のみではなく価値観を見直す事のできる
情報を提供したいと考えています。

外部リンク

応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

あむぶろ 学校では教えてくれない事 - にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ





Verified by MonsterInsights