シンデレラ症候群(シンデレラシンドローム/シンデレラコンプレックス) | あむぶろ 学校では教えてくれない大切なこと

心理学

シンデレラ症候群(シンデレラシンドローム/シンデレラコンプレックス)

投稿日:2020年2月24日 更新日:

シンデレラ症候群(シンデレラシンドローム/シンデレラコンプレックス)とは

概要

シンデレラ症候群は男性に高い理想を求める女性の考えです。

童話のシンデレラのように理想の相手を待ち続ける事が由来とされています。

童話のようなシンデレラストーリーは女性ならばだれしも一度は夢見た事があると思いますし、富裕層への憧れがある貧困層にとっては普遍的な魅力を持っています。

シンデレラストーリーの大筋は、富裕層である理想の男性と結婚し幸せに暮らしたいという願望を叶えて富裕層の仲間入りをして華やかに過ごすというものです。

しかし、その理想は現実味がない事が多いです。

特に、現代社会での婚活市場では「女性余り」だと言われているほど苦戦してしまう女性が多いのが現実です。

具体例

結婚をする時に求める条件は多種多様です。

シンデレラを夢見る人にとってはハイスペ男性は欠かせないパートナーとなりますが、話題に上がる事が多い「年収1千万円以上未婚男性」を理想の男性とする場合、実際に存在する可能性は極めて少ないです。

未婚で年収1,000万円以上の男性は1000人に1人(0.1%)程度です。

未婚既婚問わず年収1千万円以上の男性

  • 20代は約500人で1人(0.02%)
  • 30代は約350人で1人(0.029%)
  • 男性全体は約200人で1人(0.05%)

このような統計が出ている事から絶対数が少ないのが現実です。

さらに、多くの女性はこの条件のほかにも条件を追加して「ハイスペ」と定義していますが、そのような理想の条件を満たす人と出会うだけでも至難の業なのに、実際に結婚するとなると奇跡に近い状態になってしまいます。

また、抽象的な要素の条件が多い人や理想が固まりすぎている人は結婚に苦戦する傾向が強いので注意が必要です。

そして、結婚するためにはお互いのバランスが重要になるので同程度のレベルで結婚する傾向が強いため、相手に求めるだけでは成婚に至らない事が多いです。

一般的に女性は25歳が市場価値が一番高いとされているため、25歳を過ぎると「若い女性」というステータスの価値が減少していくため市場価値が減少していきます。

ここで「私は特別だから」と思う人は要注意で優越の錯覚(自分は特別だと錯覚する心理)が作用しているので気を付けてください。

基本的に、ハイスペ男性から選ばれるためにはなにかしらの武器がなくてはライバルとは戦えませんし、男性から足切りされないように数字として出てしまう収入はある程度は確保しておいた方が手堅いと思います。

指標として中央値(順番に並べた真ん中の人の水準)を参考にするとわかりやすいと思います。

年収金額
全体の平均436万円
全体の中央値370万円
男性全体の中央値425万円
女性全体の中央値315万円
男性20代前半の中央値298万円
女性20代前半の中央値289万円
男性20代後半の中央値342万円
女性20代後半の中央値319万円
男性30代前半の中央値390万円
女性30代前半の中央値333万円

上の表だけで考えると結婚適齢期の男性(30代前半)に年収390万円以上を求めるならば女性(30代前半)は年収333万円以上の収入がないと釣り合わない事になります。

そのため、男性から「足手まとい」だと思われないためには収入が300万円以上はないと足切りされてしまう可能性もあるので注意が必要です。

特に、隠れリッチ(隠れ金持ち)のように資産がある事を隠している人は「努力せずに他人をあてにする」ような人が嫌いで、そこに群がる人が嫌いな傾向が強いため自分の身の上を隠しているという事実を忘れてはいけません。
※同じ職場の人で給料は普通でも、実際には投資や事業所得などで複数の収入がある人もいます。

私は個人的には男女平等はあまり推奨していないので男性に多く稼いでもらいたいのですが、男女雇用機会均等法が1972年に施行されてから共働きの家庭は増加傾向にあり、1990年代には片働き・共働きの家庭の水準が同程度になりました。

その後、2000年代からは片働きの家庭は減少傾向になり、多くの家庭が共働きになっています。

その結果、現代男性の8割は共働きを希望している状態になっている事実は見過ごせません。

つまり、高年収の男性と結婚して専業主婦になるには狭き門になってしまったのが近年の日本です。

30代前半以下では年収400万円以上の男性の方が少数派なのに、条件がいい人から結婚していく事を考えると30代になって収入がそれなり(400万円以上)の水準である未婚の男性を探すのは難しくなってしまったのかもしれません。
※実際には結婚適齢期で年収400万円以上の未婚男性は十分に希少なのかもしれませんが世間とギャップがあるように感じてしまいます。

シンデレラシンドロームになりやすい人の特徴

シンデレラシンドロームになりやすい人には傾向があります。

  • 運命の相手がいると信じている
  • 理想が高い
  • 他者への依存度が高い
  • 精神的に幼い
  • 現実を直視できていない

このように、世間的に考えると常識的な事のように思うかもしれませんが、実際にシンデレラシンドロームになりやすい女性は多いです。

特に、近年はインターネットの発達によってSNS(ソーシャルネットワークサービス)では「女性」という肩書だけで男性からちやほやされやすい傾向があります。

同じ投稿をした男女の「イイネ」の数が何十倍も違ういう話はよく耳にする話です。

しかし、このような前提条件の知識・経験がない人も多いため理想と現実のバランスが乖離している事で求める理想が現実には存在するのか怪しいレベルになってしまう人も多いです。

特に、若い女性の婚活の難易度はとても低いです。

相手を選ばなければ結婚に苦労する事は皆無と言ってもいいかもしれません。

しかし、25歳を過ぎた女性の成婚率は右肩下がりに低下していくという事実を知らないで年齢を重ねてしまい、選ぶ立場だと思い込んでいたのに気づけば誰からも選ばれない人になってしまっていたいう事も珍しくはありません。

近年は婚活市場では女性が余る時代になり、結婚相談所では30代前半の女性に紹介されるのは40代バツ有り男性がその多くをしめています。

理想を追うもの良いですが、結婚したいならば妥協点を探す事はとても大切です。
※未婚女性の中には理想を求め続けて仕事よりも婚活を優先してキャリアの形成を怠ったため、結婚適齢期を過ぎてから私生活で困窮している人も多いようです。

まとめ

恋愛はお互いにバランスの取れた関係でなくてはうまくいかない(成婚しない)事が多いです。

これは金銭面・精神面などをはじめとして様々な要素を多面的にみた総合評価が釣り合わないといけないという事です。

つまり、高条件のパートナーと結ばれるためには異性からみても高条件だと思われなくてはいけません。

これを見誤ってしまうと理想の人と出会えても片思いで終わってしまいます。

なぜなら、高い理想を満たす好条件の男性は多くの人がパートナーとして選びたいと思うため、ライバルも多く競争倍率が高くなります。

ここまで理解できている人の中には磨けば輝く原石を探す(青田刈りをする)人もいます。

既に輝いているのは誰が見てもわかりますが、原石となると難しいため倍率は下がります。

しかし、磨き方を間違うと原石が輝くことができないため注意が必要です。

備考

シンデレラは世界中で多くの物語があり、和名は灰かぶりです。
概要はどの国でも共通していて、貧しい女性の内面に惹かれた王子様がその女性を迎え入れ結婚する物語です。

関連記事

アドセンス

アドセンス

-心理学

執筆者:

関連記事

学習無力感

学習無力感は、無力である事を学習してしまう心理です。理不尽な事が起こる場合、通常はそれを回避しようと行動します。しかし、回避する事が困難な状態が続くと、抵抗しても結果が変わらない事を学習するため、回避 …

5秒ルール(5秒の法則)

5秒ルール(5秒の法則)について 概要 5秒ルールはやる気を出す方法です。どうしてもやる気がでない時がある人も多いと思います。また、やる気をだして始めたとしても三日坊主になってしまう人も多いと思います …

ドクターフォックス効果(Dr.Fox effect)

ドクターフォックス効果は非言語メッセージの影響が大きいという心理効果の実験です。ドクターフォックス効果は非言語メッセージ(言葉で発するメッセージではなく、身振りや表情などの動作などで伝わるメッセージ) …

確証バイアス

確証バイアスは肯定的な情報を重要視し、否定的な情報を軽視する心理です。自分の考えに肯定的な情報を重点的に集める場合、否定的な情報には触れないようにします。しかし、「肯定的な情報=重要な情報」とは限りま …

カニバケツ効果(引き下げ心理)

カニバケツ効果(引き下げ心理)について 概要 カニバケツ効果は他人の足を引っ張りあう心理を指した言葉です。これは実際にカニをバケツの中に入れるとみられる現象が由来とされています。バケツにカニを一匹だけ …

Google AdSense



管理人


あむぶろ
管理人情報


名前:

鈴木 歩(すずき あゆむ)

自己紹介:

日本の未来を支える若者を応援したいので
「有料情報よりも価値がある情報を無料で
提供する」事を目指しています。


ブログについて:

当ブログでは生活をするためには大切でも
学校では教えもらえない事をメインに
取り扱っています。
知識のみではなく価値観を見直す事のできる
情報を提供したいと考えています。

外部リンク

応援していただけると幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

あむぶろ 学校では教えてくれない事 - にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

にほんブログ村 投資ブログへ