ウィンザー効果は直接的な意見よりも、第三者から間接的に聞いたほうが信憑性、信頼性が高まる心理効果です。
当事者は自分に都合がいいように話を展開する傾向があります。
そのため、当事者以外の第三者から得られる情報は信頼できると考えます。
ウィンザー効果の大前提には利害関係のない発信源からの情報は信用できる情報だと考える心理があります。
そのため、第三者であっても、利害関係がある場合はウィンザー効果の影響がでにくいです。
具体例
近年インターネットの復旧によって、ネットショップが増加しました。
ネットショップの商品説明と、商品を購入した人の感想では感想の方が信頼度が高くなる傾向があります。
また、商品の販売促進活動を行う(アフィリエイト)サイトもあります。
製品の販売元の商品の細かい感想をまとめ発信しているため、販売元よりも信頼度が高くなる傾向があります。
しかし、仕組みは売上が出る事で成果報酬として、収益が発生するシステムです。
そのため、他者に宣伝してもらうのでその分費用が掛かりますが、宣伝費用としては割安です。
利用者にわからない様にウィンザー効果をマーケティングで活用する代表的な手法にステマ(ステルスマーケティング)があり、有効な販売促進方法として知られています。
つまり、ウィンザー効果による信用の増加には大きな効果があります。
しかし、このシステムを理解している人からの信頼は低くなってしまいます。
まとめ
ウィンザー効果は利害関係のない情報を重視する心理です。
利害関係がある事を認識するとこの効果は薄れてしまいます。
噂話は基本的に利害関係がありません。
武勇伝を語る自称悪い人よりも、悪い噂が出回る良い人のほうが危ない、怖いと思うはずです。
周囲の目からどう映るかで、印象が大きく異なります。
そのため、周囲の人を味方につけるか、敵に回すかで大きな違いが生まれます。
周囲の人があなたに好感を抱くと、周囲の人は好感を広めてくれます。
しかし、もし敵ばかりになってしまうと悪口や陰口などを言われる可能性もありとても大変です。
この効果は恋愛やビジネスでも取り入れる事ができます。
是非活用してみてください。